インナーモノローグとは、いわゆる心の声というやつである。

 

 

これに対する仮説を二つ立てた。

 

1心の声の高さについて

まず、インナーモノローグはその人の声の高さと相関があるのではないかということ。たいていの人は頭の中で考えごとをするとき、音声なのではないだろうか。そしてその音声は、たいてい自分の声の高さに近い、もしくは自分の声そのものではないだろうか。

これが仮説1。

 

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2ブラウンノイズ

ブラウンノイズのいうのは、低温の「ボーーー」っというノイズのことだ。そしてこれを聞くと人は集中できると言われている。しかしそのメカニズムや効果は立証されていない。しかし使ってみると確かに集中できるので、この効果について実体験をもとに仮説をする。

ノイズの音波がインナーモノローグ(心の声)の音を打ち消すことができる時、これが効果を発揮すると考える。

人は騒音の中でも特定の音を聞き分けることができる。しかし、できない場合が存在する。それは以下の場合だと考えられる(意見があったら教えてほしい)、

・騒音の周波数と対象の音の周波数が近い場合

・騒音の音量が極端に対象の音より大きい場合

・それぞれの音が逆位相の場合

 

そして、インナーモノローグが音として私たちが知覚できる以上、聴覚の入力を司る部位に対して、言語野から疑似的な信号を送っているはずである。

つまり、入力は同じ場所で行われるからインナーモノローグを聞き分けられない状況を外部から強制的に作り出している場合、このブラウンノイズは効果を発揮するのではないだろうか。

 

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私たちの脳みそは数人分の声なら並列で聞き取れる能力があるはずだ。実際私は二人くらいであれば同時に話しかけられても把握はできる。

 

しかし、騒音の酷い環境では一人の声に耳を傾けるのに精いっぱいではないだろうか。

こういったその人に合った騒音を使用することで、いわゆる雑念のシャットアウトができるはずだ。

 

そしてその雑念をシャットアウトできれば、精神疾患患者の癖になっているネガティブな心の声を消し、何度も自分を傷つけることを強制的に止められるのではないだろうか。