昨日、離人症的症状(身体に現実味が感じられない)が出た。貴重な体験だったし、実体験を通してある仮説が立ったので記しておく。

 

 

 

まず、人の意識は脳の各部位の活動および神経活動の知覚をブレンドしたものだ。

 

 

そして、そのブレンドは均等ではないはずで、個人差があるはずである。また、一個人でもタイミングによって異なるはずである。

 

 

この際、ある部位が極端に活性化した場合を仮定する。例えば前頭前野が極端に活性化した場合、意識を構成する部位のうち、前頭前野の割合が非常に高くなったとする。

 

 

その場合、相対的に他の領域が意識に占める割合は小さくなる。前頭前野およびその隣接する領域に対する知覚は大きくなり、他の領域の知覚は小さくなる。この時隣接していないのは後頭葉、頭頂葉、側頭葉にある領域だ。

 

 

これらに対する知覚が相対的に小さくなる可能性がある。

 

 

ここで、相対的に視床下部への知覚が弱まった場合を仮定しよう。ここは神経を司る部位であるから、現実感がなくったように感じるのではないだろうか。

 

 

 

 

あくまで仮説だが、今回の離人症的症状のメカニズムはこうではないかと考えた。

まとめると、視床下部への知覚が薄れると現実感のなさが生まれるのではないか、また、脳の一部の領域への知覚が極端に大きくなると他の領域への知覚が相対的に小さくなるのではないか、という仮説。