たとえその人がどんなに信頼に足ろうとも、応援してくれようとも、絶対に言ってはならない。
そう実感した。これからやろうとしてること、ゴールとか目標とか予定とか、絶対に言ってはいけない。
もし人生に夢やゴールがあるなら、きっとそれは毎日考える中で、少しずつ、あるいは劇的に変化していくものだ。
だからこそ予定や目標がコロコロ変わるのはしょっちゅうのことだろう。
そのたびに、自分なりに色々考えているからそれを共有したくなる。おしゃべりな方だからな。特に応援してくれている人がいるなら、打ち明けたくなるのも当然だ。
しかし端からみたら俺はどう見えるだろう?コロコロ言ってることを変える、一貫性のないやつに見えるんじゃないか?いま見られて無くても、無意識下でだんだんそうなってくる。
応援してくれる人は、俺に期待があるからかもしれない。その期待を無意識で持ち、何度も裏切られ続けたらどうなる?最後は失望されるか今持ってくれている尊敬も失う。
そして、そういうサポーターだと思っていた人は足を引っ張りだすだろう。俺の自信を奪う形で。
それは直接的に「お前には無理だ」とは言ってこないだろう。いつものことだ、という雰囲気を出してくるんだ。
関わるたび、無意識の言動や雰囲気で自信を奪うだろう。
人の言葉を借りるなら、「人は過去で人を判断するのにあまりに慣れすぎている」俺も然り。
応援してくれている人、大切な家族、親友、だからこそ言ってはいけない。そこにゴールや夢があるのなら。
同志なら打ち明けてもいいかもしれないか。お金に限らず利害関係がある人間こそ、絶対に言ってはいけないんだ。
応援してくれていた人に、慕ってくれていた人に、親しい人に失望され、呆れられるなんて、悲しすぎるじゃないか。楽しく一生懸命やっているのにさ。
そういえば何度かあったな、こんなこと。ずいぶん前の、唯一振られた元カノが、そんな感じだったな。昔のことなんて普段思い出しもしないのに重なるくらい、それってそんぐらい悲しいことだ。