私たちは思っている以上に全く異なる世界で一人一人が生きている。

 

 

 

同じ言葉を聞いても人によってその質感、意味、価値観が異なる。同じものを見てもその色味や連想される言葉、感情、注目しているところは全く異なる。

 

 

 

同じ物理空間にいながら、まったく異なる情報の空間にそれぞれが存在する。

 

 

 

にもかかわらず、正義を決めようとするから価値観の押し付け合いが起きる。

 

 

 

お互いの認識する世界を尊重すること、それだけをルールとして持つことで人は争うことなく、お互いに受け入れあうことができるコミュニティを作ることができるはずだ。

 

 

 

異なる世界、異なる認識の宇宙にお互いがいて、それを尊重しあう。私はこう思うし、あなたはこう思う。そこに統一の価値など存在せず、評価軸も存在しない。ただ在るとだけ認識すればいい。

 

 

 

逆にその情報の宇宙は認識しなければ存在しない。存在しないものを勝手に定義して押し付けあう世界は欺瞞だと理解することがオープンな思考で生き、争いを生まないための一歩だと思う。