「そんなんじゃ通用しない」「そんな感じじゃ失敗する」「ここでできないなら他行ってもだめだ」

 

誰もが一度は言われるこの言葉が一番嫌いだ。この言葉は人の未来を勝手に決めつけるからだ。人にお説教垂れるまではいい。その中に確かに真実もあるから。だが、こう言う言葉の一番クソなところは「そいつの短い人生経験」「そいつの知ってる過去の自分の行い」だけを判断材料にして「言われた人間が信じてる未来・希望」を潰そうとしてしまうことだ。

 

言われた側の未来が固まってれば、「こんなこと言う奴もいるよな」とか「うるさいのがいるよ」とか受け流せる。けれどまだ発展途上の人がほとんどなのに「お前の未来はダメだ」なんて言われちまったら揺らいでしまう。だからこそそう言う時は徹底的に噛み付くように心がけている。「確かにアドバイスは的確な部分もありますが、未来を勝手に決めつけられる筋合いはないです」と。

 

まだ発展途上なのですから。発展途上とはいえ、現状がベストなんです。過去の自分が考え、転んでは立ち上がって叩き出した答えが今で、これからもよりベストな自分だから。過去の行動一つ一つに間違いはあれど、その時の自分にとっての出来る限りだったのだから、送ってきた人生と未来それ自体に間違いはない。よって人生それ自体に後悔もない。