俺の人生にとって大きな物理次元を超えたゴールを持つことが肝心な施策となる。多分俺の人生は楽しいと思う。何をやっても。ただ、その時間を永遠に好きでもないことに奪われ続けることは自分を不幸にすることだと思っている。限りある時間楽しいことだけしていたいじゃないか。なぜその先に快楽のない無間地獄に身を投じ苦しみ続ける必要があるのだろうか。

それはたいてい、恐怖ゆえなのだ。周りに馬鹿にされる恐怖、親に失望される恐怖、お金がなくなる恐怖。すべての恐怖に突き動かされ、人々は踊ってしまうのだ。

恐怖に打ち勝つことができれば踊らずに済む。大半の商売はその恐怖を植え付けておきながら「その恐怖を解消する」といって商品を売り込もうとする。そんなクソみたいな商売がはびこっている世の中だから身を守る術を知らねばならぬ。ポンジスキームがなくならないのはお金への不安が大きいからだろう。皆恐怖から逃げたがり結果さらにお金を失う。恐怖に踊らされていいことはない。踊らされるのではなくその怖すぎるイメージを一旦冷静に見てもう一度判断する。

状況を整理して、それが起こる見込みはどれくらいで、最悪の事態はどんなもので、それに対する解決策を自分で考える。ここで安易にネットで調べた記事に従うと術中にはまる。どんな策があるのか冷静に書き並べて、考えてきめる。その時楽な方、つまり頭を使わなくていいのがどれかを基準に決めると失敗する。どれが一番実現性が高いかを考える。頭が弱いと自覚しているひとは書き出すと良い。そしてベストな選択をする。

この時選択を間違えても絶対に後悔しないこと。なぜなら、その時のあなたにとってそれはベストな選択だったのだから。学んで、そんな失敗するなんて自分らしくないと考えよう。

冷静になれば、その恐怖は必要ないものかもしれない。例えば「頭に雷が降ってきそうで怖いから晴れの日でも毎日絶縁体の鎧を身につけているヤツ」がいたとしたらみんなはそいつを馬鹿だと笑うだろう。

でもそいつは本気で落雷のことを心配してるんだ。なんで怖がってるかというと、そいつは落雷を受けて死んだ死体を見たことがあって、リアルに想像できるから。

人はリアルに想像できると「起こりそう」だと思う。脳は客観的な確率で判断できないから。

だから恐怖に訴求する広告では、いろんな恐怖を植え付けるようにいろんな映像や言葉で煽る。

恐怖に踊るのではなく冷静に、一旦距離を置いて判断しましょう。俺のyoutube広告はやたら脱毛しないと馬鹿にされるだとかモテないだとか煽ってくるが、そんなことはない。関係なくモテるし、毛は短所じゃなくて長い所と書いて長所だ。欠点じゃなくてむしろ余分についてるくらいだ。問題の根本は清潔感があるかどうかだ。それを超える何かがあれば問題ないし、毛があっても清潔感は演出できる。問題の原因を常に探そう。