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「初めてお目にかかり申す。
 拙者、おひとり侍(ザムライ)でござる。」

 ストレスが蔓延する令和のこの時代。
 限られた時間にロマンと癒しを求め
 今、男は旅に出る…
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さて、本日から始まりますこちらのブログ

温泉・ビジネスホテルへと足を運び、
ひたすらに緩慢な日々を重ねる
孤独な侍の週末をお送り致します。

月曜日という名のいくさに向けて
「拙者、満足でござる!」
休日の終わりに活力を養いましょう。

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第一斬「嵐の湯 よこはまへ参る。」


午後一時、小雨の降る日曜日。
拙者はJR横須賀線 保土ヶ谷駅へと降り立った。



この保土ヶ谷駅、近隣には横浜駅と鎌倉駅がありショッピング・観光の面でも「影の薄い」街という印象があった。

しかし今回の目的地、ネットレビューでも高評価の嵐の「嵐の湯」なる癒しスポットは他でもないこの街にあるのだ。
※嵐の湯は他都市でも展開をしております薬石岩盤浴を主なサービスとする施設です

さてこの午後一番、駅を降りてから始めに思うことは「腹へった。」
拙者は改札を出てから徒歩10秒の焼き鳥センターへと駆け込んだ。
店員さんが歩み寄ると同時に左人差し指を示す。
孤独な男は窓際の角、もっとも小さなテーブルへと誘われた。
「これでいい。」不敵な笑みを浮かべながらメニューを開くと、目に映るは限定10食の文字!

拙者は気づけばそれをオーダーしていた……


これが"それ"親子丼である。
(ちなみに大盛税込600円)

鶏肉の安定感はさておき、卵のふわとろ感が備え付けの山椒と驚くほどにマッチする。
これが甘辛ミックスか。と少々時代遅れなファッション用語で食レポを済まし、予想以上のボリュームに戸惑いながらも店を後にした。

腹を満たせばいざ戦へ。
拙者は期待に胸を膨らまし、バス停へと歩みを進める。


「帷子町会館前」(なんと趣のある名のバス停)
ここで馬に乗り、辿り着くは…



「新桜ヶ丘第二」である。
閑静な住宅街でありコンビニ以外に物資を調達する術は無いように思える。

そのバス(馬)停からわずか五分ほど歩いた先にあるは……


「ほう…」


本日の目的地「嵐の湯 よこはま」であった。
まずは敵陣の様子を伺う。


ほう、入浴料金2,500円と、、
強気な値段設定に期待が募る。

いざ扉を開けると受付の女性スタッフが愛想よく挨拶をしてくれた。ここはいつもの人差し指(孤独のポーズ)で答えるのではなく「初めてなのですが…」と伝えるとスムーズな説明・案内の後にシャワー室へと収容されることとなった。ここで穢れを落とした者のみが許される神聖なる薬石浴。

さっぱり気分で向かう先は、


これだ…。(画像は公式サイトより引用)
室温45℃ 湿度80%の戦場が目前に広がっていた。寝床の定員は20人程といったところか。先客は少なくしっとりとした空気に心地よい鳥のさえずり(BGM)が響いていた。
拙者はおもむろに石の上に横になる。まずはうつ伏せではなく仰向けで…
途端に感じるは体を包み込む柔らかな熱気だ。それは身体の芯まで浸透し心の傷まで染み渡った。
なんでも温泉ミネラルと「生命体誕生鉱石15種類」の薬鉱石を25cm~50cm位厚く敷き詰めているらしい。
生命体誕生鉱石の胡散臭さはさておき、これはただの岩盤浴とは違う。と最初の10分で感じたことは確かである。
おびただしい汗を身体から放出し、逃げるように拙者は外気に晒された休憩室へと寝転んだ。
水を飲みながら座るもよし、畳に寝るもよし、外のベランダで切腹するもよしの快適空間だ。
その後、拙者は休憩8分、入浴10分を4セット繰り返した。間に飲んだ水は優に3リットルを越えていると思う。デトックス、デトックス、何て心地のよいデトックスなんだ。気づけば一時間半ほどが過ぎ、締めのシャワーを終えた拙者は受付へとロッカーの鍵を返却していた。そこで気づくは我が手の異常。いつもの拙者の手ではない異様な、健康的な、すべすべなそれがそこにあった。

「拙者、満足でござる!」

この夢心地を味わってなおこのメリット。
なんとこの「嵐の湯」、女性に嬉しい美肌・小顔効果まで兼ね備えていたのだ。(しかも黒湯より効果絶大)
さて、満ち足りた心を沈ませ帰路に着こう。




帰りのバスに乗車するもつかの間、過酷な試練が襲いかかる。
膀胱に満ちるは3リットルものミネラル水であった…
「耐えてくれ拙者の膀胱。保土ヶ谷駅まで。」
心地よいの汗の後には冷や汗でデトックス。


皆様も水の飲み過ぎにはご注意いただきたい。
(その後のストーリーはあえてここでは記さない)

さて本日の孤独なる旅はここまで。
駄文への付き合い、かたじけない。