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ストレスが蔓延する令和のこの時代。
限られた時間にロマンと癒しを求め
今、男は旅に出る…
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さて、
第三回目の更新となるこちらのブログ
温泉・ビジネスホテルへと足を運び、
ひたすらに緩慢な日々を重ねる
孤独な侍の週末をお送り致します。
月曜日という名のいくさに向けて
「拙者、満足でござる!」
休日の終わりに活力を養いましょう。
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第三斬「徒士の湯 ドーミーイン上野・御徒町へ参る。」
日曜日、16時を過ぎた頃だろうか。
マスクで顔を覆う人々の隙間を縫うように一匹の侍が改札を抜けていった。

JR上野駅、この地に訪れるのはいつ以来であろうか。
さてタイトルでご理解いただけたかと思うが、今日も今日とて目的地は「ドーミーイン」である。
しかし、向かう先は未開の地。
未知なる敵に拙者の剣術は通用するのか…
旅路となるはご存知、「アメヤ横丁」。
商人達の威勢の良い叩き売り姿を横目に拙者は必死で駆け抜ける。決してチョコレートのサービス盛りなどに侍の心は釣られてはならぬのだ。
しかし細い路地や歴史を感じる雑居ビルには惹かれるものがある。「こんな場所にこんな店があるのか。」と訪れる度に新しい発見が重なるこの街には、まだまだ認知していないディープな世界が広がっているに違いない。
そして、賑やかなアメ横を逸れると「それ」は静かに姿を現した。
控えめな佇まいに油断をしていると背後から斬られる。
ここが本日の宿、「徒士の湯 ドーミーイン上野・御徒町」である。
「やけにコンパクトだ…」
ドーミーイン川崎ヘビーユーザーである拙者にとって今回の戦場はあまりに狭いものだった。
暫く考えを巡らせた後、侍は意を決したように敵陣へと攻め込む。
そしてフロントを風のように舞いながらエレベーターでマイルーム(7階)へと転がり込んだのだ。

シングルサイズのベッドを中心に欠けることなく装備は揃っている。
悪くない…。と呟くもつかの間、身体は既に12階で待ち構える大浴場へと向かっていた。
この時、時刻は午後4時半。
陽の落ちる前に決戦を迎えることとなった。
暖簾を潜ると…

(※画像は公式サイトより引用)
ふむ。
普通の浴場といったところか。
…肩まで浸かる。
「……くそうっ!なんだこのしっとり感は…!」
そう、この大浴場は水道水に含まれる水の硬度を限りなくゼロに近づけた、美容と健康にうれしい超軟水を使用しているのである。気づけば拙者はそのしっとりとした入浴感の虜になっていた。
そのまま身動きをとれないでいると前方上空に奇怪な閃光が現れる。
「すかいつりぃ」だ。
敵わない。これは戦術を立てなおさなればと存分に暖まった身体でマイルームへと逃げ出した。
予想以上の強者であった。
超軟水を身に纏った侍は考える。
一度外に出ようと…。
辿り着くは「上野恩賜公園」
※当ドーミーインより馬歩1分程
ご覧いただきたいのはこちら、夜を迎えるとより一層の美しさを増す「逆さビル」だ。
非日常感。
浮世離れした景色と木々の間を吹き抜ける冷たい風が心地よい。
孤独な侍の歩みはとどまることを知らない。

都会に疲れた心は今ひとときの安らぎを覚えた。
「拙者、満足でござる!!!」
帰りの煩わしさを考えずに街の隅々まで満喫できることがビジネスホテルの楽しみでもあるが、ここ上野、実に「夜の散歩」が捗る。
そして夜の散歩は、芯まで温まった身体を徐々に冷やしていくのだ。しかし、超軟水の大浴場が恋しくなったそんな頃に、ドーミーインはすぐそこで拙者を待ってくれている。
ドーミーイン 街も含めて ドーミーイン。
この粗末な一句で幕を下ろそう。






