踊る12人のお姫さま 3の姫【11】
ここまで作ります。


ほんの数枚くらいは
途中経過を撮りたかったのですが、

スマホのストレージがいっぱいで、
大々的にいじらないと
改善しないところまでになっていて


キリのいいところまでの出来上がりを
あちこちから激写しました。🙇‍♀️
あしからずです。




予定では、
ドレスはワイヤーでびっしりにするつもりでしたが、
ドレスラインのワイヤーの流れがいい仕事をしているので、
スケルトンに変えました。

見せないつもりで作っていた脚元が、
見えてしまうことに!!
Σ(゚д゚lll)

ドレスのワイヤーをすべてつけてしまう前に、
急遽、靴を履かせることになりました。

ゴールドの座金のパーツをカットして
貼り付けています。

ドレスは身体のラインがわかるイメージだったので、脚元も足の指やかかとの膨らみをわざわざワイヤーで作ってありました。

今回靴を履くことになり、
それが仇となった感じです。
かかとはカット、足の指は凹ませるなど
処置をしました。

若干足が大きくなった感あります。
それが、ちと残念ですね。ヽ(´o`;

これまでも
靴を履かせるとき、本体は小さめに作っていますから。

右脚の前のところの
ドレスラインは靴の先で終わってました。
ドレスは、
ドレスラインのワイヤーでびっしりにするつもりだったからです。

スケルトンのドレスに変更になり、
ここから先にカーブでくねくねしたカタチを足しました。

自然な流れになるように作るのが
なかなか大変でした。

ワイヤーは
手で描くようにはならなくて。



ここからは
キラキラな靴と
くねくねしたワイヤーのドレスの裾をご覧ください。







ドレスのスカートのラインから裾まで
このように繋がっています。



お尻のシルエットに合わせて布が垂直に落ちている様を表現しました。

布に重みがあるかのようにラインを作りました。


胸や背は、
まずは
ドレスのカタチがわかるラインを作っています。




全身の姿です。






ワイヤーが少なくても、
まるでそこに布があるかのように
ワイヤーのラインを描くことができて
大満足です。

いつもなら、
3箇所に分断してつけていたのを、
一本のワイヤーでつけるということに
拘りました。

これぞワイヤーアートじゃないかって思ったりします。


一本ですと、
流れるような美しいシルエットが
描けるからです。

アールヌーボーの
ミュシャの女性が着ているようなドレスを
立体のワイヤー表現として目指しています。

自分の無理難題のデザインが、
ワイヤーワークのテクニックをアップしてますね。

一本のワイヤーのカタチを決めるのに
1時間かかってしまってはいますが、

どこまでアールヌーボーの曲線美を真似できるか
楽しんで作っています。

造形作家 さう