ブランドドール⑧
ここまで作ります。


ワイヤー一本だけの腕に、
腕の肉付けラインのワイヤーをつけていきます。









ドレスの袖になります。




手のパーツを作ります。



手のパーツ、完成



腕に出来上がった手のパーツをつけます。
いつも腕のワイヤーは長めに設定してあるので、
バランスのよいところでカットします。


切り口


上の2本のワイヤーを残して、
後は先端から5ミリカットしてしまいます。


残っている2本のワイヤーを
先端から5ミリのところで下方に少しだけ折り曲げます。


手のパーツは、
指の曲げて、手のポーズを整えます。



手のパーツをつけます。



出来上がり!!



ついでに、

扇を作ります。
さうの姫ドールの特徴のひとつ。
タッセルのついた扇です。
今回は可愛い扇のパーツをゲットしたので、これを使います。





これまでたくさんの姫ドールの腕を作ってきたので、かなり手慣れてきました。

以前はワイヤーが太すぎたり、
ワイヤーの線がマッチョな筋肉ラインになってしまったり、と
いろいろ失敗がありました。


今回のこのブランドドールは、
そんなたくさんの姫ドールの集大成とも言うべき、デザインのドールで
これまでのワイヤーワークのテクニックも活かされたと思います。

型紙無しで、腕の筋肉ラインを作れます。
凄いでしょう!!笑笑

割とこの作業好きで、
出来上がった筋肉ラインを眺めるのも大好き。
マッチョとか好きなわけではありませんので、あしからず。



姫ドールのドレスの袖については、
毎回パーツ探し。
イメージするレースたっぷりの袖みたいな表現になるパーツがなかなか見当たりません。

今回は、
〝神降臨〟というか閃きみたいな感じで
コレゲットしました。

レースの袖口みたい!!

袖口を型紙に展開すると、こんなカタチですね。

実際に袖口として利用したところ、
イメージにぴったりでした。

パーツは、
デッドストックのアンティークモノなので、
出会えた時に購入しておかないと、次に手に入るかわからないシロモノ。

このパーツ、気に入ったのですが、
もう、お目にかかれそうになくて残念。(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

一期一会のパーツたちを使って
毎回新しい表現が出来ると
ま、ポジティブに考えましょう。笑笑


造形作家 さう