ハートの女王の 首、肩、胸、胴、背






































ハートの女王は、
不思議の国のアリスのテニエルの挿絵の、ハートの女王のポーズにした。
お馴染みの「首を刎ねよ!」の場面。

テニエルのハートの女王とは違い、スレンダーな美しい女王をイメージした。
でも、ボディの上体を後ろに反らせて、高慢なイメージに仕上げてみた。

首もとは、ハートの女王の赤色を印象づけるために西陣織の赤色を巻き、
立っている襟は透かしパーツをハート型にしてみた。気づいてくれたら嬉しい。

ワイヤーの扱いがなかなか慣れず、歪みのない曲線づくりが課題になった。

ボディ全体に関しては、
せっかくなので、至る所にハートモチーフを使ってみた。
また、女王なので、エレガントに演出したいと思い、金属パーツ自体のデザインをアラベスク模様やバロック風のものをチョイスした。

スチームパンクだけどエレガントを演出できていたらいいなと思う。

造形作家 さう