東京都では緊急事態宣言が出た場合、終日飲食店での酒類の提供を禁止するとか。居酒屋だけではない。フレンチもイタリアンも、決して馬鹿騒ぎしないような店でも、である。その理由は…ない。そう、エビデンスになるものは何もないのだ。じゃあこのグラフは?

各県のどこで感染が多いかを示したものだ。見てわかる通り店舗なんかより福祉施設や病院がはるかに多い。病院といってもコロナに対応していない病院で感染が多発しているという話もある。これを見てなぜ酒類の提供を終日禁止しなければならないのか疑問に思わない?そんなことより医療施設の導線管理や福祉施設に携わる業者のpcrにお金をかける方が正しくない?


飲食店も全然関係ないとは言わないが、やりやすいところに負担をかけているとしか思えない。ニューヨークでは飲食店による感染リスク増加というエビデンスがないので、ここにきて時短の緩和に踏み切ったらしい。日本では報道されないけど…


ちなみに劇場も対策がかなり進んでいる。毎週のようにpcrはあるし、かなり個人の行動も制限されていて劇場からクラスターが出ることは最近では全くない。でもやはりやりやすいから対象になるのではないか?


そろそろ一年も経つのに相変わらずの対策しかしないというのは余程頭が悪いのか、またはやる気がないのか…