錯覚人というのを連続した実体のあるものだととらえていると、必ず失望したり、裏切られた気になるよ真相はどうかというとねそのときそのとき、現れていることがあるだけ真実と嘘が同居しているのではない真実のときは本当に真実だけだ嘘のときは嘘だけだそれを一人の人、と見るのは概念的な錯覚なんだよ
私の世界誰かが怒っていて大騒ぎしていてもどこ吹く風ここは、さわやかな風が流れている平穏で静かだうきうきしているああ、どこかで誰かが怒っている怒りの毒にあたって、自らを害しているあわれなるかなこんなにも心楽しく生きることもできるのにここには、さわやかな風が流れている私は風と共に笑っている