工作用マブチのモーターを

理科の実験用みたいな

細い電線で動かすガスガン

 

ウェスタンアームズ

ヤティマチック 電動ガスガンです

 

1986年発売

 

フィンランドのヤティさんが

軍公安向けに開発

 

ウェスタンアームズは安定した

フルオートガスガンとして

同社の固定ガスガン用インパクトバルブを

もとに開発

 

ストックとサイレンサーは

ウェスタンアームズの

オリジナルアクセサリー

 

レーザーサイトにみえるのは

WAのはスコープです

 

実銃はラップアラウンドのオープンボルトの

9mmサブマシンガン

ボルトがバレル斜めに

閉鎖するようになっていて

発射後後ろ斜め上にボルトが後退することで

反動を相殺する設計だそう

 

実際は理想には程遠く

暴れるそうです

ごく少数量産されるのみだったそう

 

アメリカが突然侵攻したソビエト軍に

占領される

若き勇者たち(1984)の

古いほうで敵の赤軍隊長が

ヤティマチック使ってました

 

中国でコピーされたそうなので

それかもですね

 

マガジンに単三電池入れて

トリガー引くと

中央のストライカーみたいなハンマーが

うごいてバルブをたたき発射

 

要するに指フルオートを

モーターでやってる

みたいな構造です

 

工作用のマブチモーターみたいのと

30cmの戦艦プラモみたいな

ギア

 

髪の毛みたいに細い電線

 

よく壊れるみたいですが

だいたいこの電線か

ガスパイプが腐るかのようです

 

マガジンの接触不良も多いんですよね

 

バッテリーが本体にないものは

だめですね

 

ヤティマティックはやはり

マリオン・コブレッティに

なっちゃいますよね

 

いいんです

9mmパラなのに

当たっただけでエンジンから火を噴いて

クルマが吹き飛んでも。

スタローンですから

 

薄くコンパクトなのが売りなのに

フル装備だとなかなかヘビー

 

軍公安向けセールスでは

ストックがないのがマイナスだった

みたいなのでWAは的を射てますね

 

初速はこの程度

それは中身は固定スライドガスガン

ですからね

 

ウェスタンアームズ

ヤティマチック

電動ガスガン

 

ちょうど時代だったんでしょうね

ガスガン過渡期の時代に開発、

映画 コブラがやっていた

日本での知名度もそこそこ

構造的にも再現しやすかったんでしょう

 

あの大きなボルトが再現されるなら

ちょっとガスブロ出てほしいですけどね