S&Wのフルサイズクラッシックオート 

唯一のガスブローバック

 

タナカ S&W M4505

M1006ショート ガスブローバックです

 

1991年発売

ユニット露出形のガスブローバックです

 

 

六研の開発したロータリーバルブブローバック

45ACPシングルスタックオート

第2世代と言われるM645の進化型

第3世代と言われるオート

 

4505は45口径の5番=鋼鉄製のモデル

 

ちなみにS&Wのモデルナンバーは

4=アルミ

6=ステンレスでしたが

途中からめちゃくちゃになっちゃいました

 

こちらはM1006

10mmオートのステンレスの意味です

 

タナカのこのシリーズは楕円形トリガーガードで

ラップアラウンドのグリップは

ストレートです

 

刻印はスミスアンドウェッソン

ユニットは露出形ですが

チャンバーはメッキ

閉じてればわかりません

 

これはショートモデルなんで

デホーンドハンマー

 

アウターバレルはショートリコイルしません

おまけにブッシングもないです

 

セイフティはデコッキングとロックされます

 

マルゼンの固定スライドガスガン

M4504と

 

マルゼンのはグリップはラウンド

フレームに段差があります

 

第二世代 MGC M459

第3世代 タナカ M4504

第3世代 タナカ M4504

1911クローン KSC M945

グロッククローン シグマ

ポリマーオート マルイ M&P

 

デザインからも進化の跡が見えますね

4505、明らかに旧式なのがわかります

 

実は性能的にも問題で

スライドはなんとかブローバックするんですけど

当たりません

 

買ったむげんでも昔からいる修理してくれる

あんちゃんだったおっちゃんが

初めて見たぐらいレアだそうで

 

構造はパッキンがなくで

真鍮のパイプの摩擦だけで

ブローバックしているそうです

なので摩耗したらおわりだそうで

撃たない方がいいよって言われました

 

今思うとこんなもん売り出すのはどうか?

と思いますが

唯一のフルサイズブローバック

クラッシックS&W

どうしても出したかったのかもしれません

 

マガジンは気化室別体式

ブシュって飛び出るあれです

 

なので保存はマガジン外しておいた方が

無難です

 

外観はいいんですよねー

 

サタ毎回この時期のガスガンみて思うんですけど

裁判では終わったんですが

本当にマグナにインスパイア

されなかったんですかね?

 

見ている限りマグナ販売以前に

マグナにみられるユニットがブリーチに引っ込む

構造の片鱗を見せたモデルが

他社のどれにもみられないんですよね

 

MGC M645 固定スライドガスガンと

マルゼン M4504と

 

タナカ S&W M4504 M1006

その硬質で美しい外観とは違い

中身は脆弱で神経質なモノです

いかにも過渡期のモデルらしいですが

その1年後にマグナベレッタが出て

タナカはマグナを導入することになります

 

S&Wクラッシックオートサタ好きなので

ちょっとマグナ化された4505みてみたかった

ですが売れなかったでしょうねー