エアガン時代の最初

に出た為

たいして話題にもならなかった名機

 

MGC ベレッタM12S モデルガンです

 

MGC初のプラモデルモデルガン

最初で最後になりましたが

 

こんな感じでパーツがランナーに

ついた状態で発売になりました

 

安く作るため

MGCでは初だったそうで

プラモデルメーカーに見学に行ったそうです

 

サタは1986だか7年あたりに

買ってると思うんですが

1984年12月のGUN誌の特集を

古本屋で探した記憶があります

 

サタはエアガンブームのときに

モデルガン集めてた変な子だったので

1985年以降GUN誌ではモデルガン特集が

ぱったりなくなっちゃったから

最も濃かった1983年と84年

そろえてました

 

手書きの構造図

涙ぐましい努力ですが当時は熱かった

ですから

 

昔GUN誌はどこの古本屋に行ってもありましたが

今は売れないから置かない

(近所の古本屋のおっちゃん談)

そうです

 

専用CPカートを開発

フィーディングランプも研究されてます

壊れないようにバレルとインサートは一体化して

本体にはたくさんのリブで

強固に固定されてました

 

実際サタが一番撃ったマシンガンです

 

インサートとバレルの固定は4か所

本体とバレルの固定リブは

左右13個づつあります

 

たぶんプラモデルだからもろいといわれるの

嫌だったんでしょうねー

 

筒をメインにしたシンプルな形状

単純なオープンボルトファイヤで

張り合わせにも最適

 

左から

P220用

M59用

M9用

M12S用の各9mmCPカート

モデルガンとしての作動を優先するため

ずんぐりむっくりの幅広カートで設計した

そうです

 

サタ、発火未発火合わせて

かなりの数こいつのカート持ってます

 

このカート10mm近くサイズがあって

リムも45スモールカートに近いので

スモールカートのGM5に使えて

かなり重宝しました

 

おいらが発火しまくったモデルと

未発火モデル

 

予備として手練れの友人が発火しまくった

モデルが保存してあります

 

もう発火することはないでしょうけど

製造公差が大きいのか、どれも

軽快にボルトは引けます

 

グリップセイフティがついてます

 

プラパーツの耐久性は低いようで

よくセレクターが壊れちゃうようです

 

エアガンブームの波に乗って

1987年こいつもガスガンに

なっちゃいました

ガスガン開発も含めるとモデルガンは

賞味2年ぐらいしか

作られなかったんじゃないでしょうか?

 

実銃はオープンボルトながら

ラップアラウンドのボルトにより

命中精度が割とよくコントロール性もいいため

イタリアの特殊部隊や南米の警察とかで

広く採用されたそうです

 

フランスの警察部隊も最近まで一部

使用していたそうですが

携帯性が悪いのでUSWに変更されるそうです

 

MGC ベレッタM12S モデルガン

 

最近金属モデルが珍重される傾向に

ありますが、

安く大量に発火されさらに発売期間も

短く現存する個体数が少ないと思われる

こういうモデルこそ

脚光を浴びてもいいんじゃないかと

サタは思います

 

単純にサタが好きなだけなんですけどね