サタの持ち物

下からエアソフトガンと

モデルガン交互にご紹介するこの企画

 

今回は

MGC トンプソン M1921 モデルガン

です

 

むかーしむかし

ちょっとリアルなおもちゃの鉄砲を

モデルガンと命名した会社がありました

 

その名もモデルガンコーポレーション

略してMGC

最初は輸入品のおもちゃを改造して販売

高度成長期とともに事業を拡大

2度の法規制を戦い

エアガンブームに抗い

エアガンは危険だって言ってたのに

手のひらを返して人類初のガスガンを発売

初の実用的ガスブロ グロック17

なども発売しましたがそこがピーク

景気の後退とともに販売数減少

大きすぎる企業形態が維持できず

1994年廃業したメーカーです

 

この辺はサタなんかより

古参の方々の方がお詳しいはずです

 

カートは

オープン紙火薬ーオープンキャップー

CPに変更

本体のビックマイナーは1980年

フレーム上のねじ止め

が不評だったため

変更したそうです

 

これがフレーム上のネジ

 

これがビックマイナーでなくなります

 

このモデルは友人から発火済みを

譲り受けたので手入れしてもこんなもんです

毎回書きますが

火薬の威力は恐ろしく

分子レベルまで材質を傷めます

 

MGCのトンプソンはよくできていて

基本ギャング御用達のM1921なんですが

フォアグリップとカッツコンペンセイターを

交換すると軍用のM1928A1になります

 

最初輸出向けに開発したそうで

アメリカでもレアなドラムマガジンを

使えるようにしたそうです


輸出用なので実物マガジンは

つけないようにしたそう

 

おおっ!

迫力

 

フォアグリップの傷は昔買ってたねこちゃんが

ガジガジしたもので

思い出にそのままにしてます


日本と違い海外ではギャング仕様が

人気だったそう

 

コッキングハンドルは上

サイトは精密なのがついてます

 

起倒式リアサイトは

無可動、ラウンマンリアサイトと

言うそう

たかだか45ACPのサブマシンガンに

なんでこんなと思いますが

当時はよくわかってなかったんでしょうねー

 

いるかいらないかは別として

なんか高性能な気はします

 

口径のM3A1と

トンプソン着せ替えセット

 

グリースガンなんてオイル挿しですよ

正直言えばこんなんなっちゃっても

役割はちゃんと果たせるってことですね

 

効率化ってのは美的センスはそがれる項目

のうちの一つですね

 

ハドソン M1A1と

 

どれも快調発火作動だったそうです

サタは発火したことないですが

イベントで見たことはあります


そもそも単価を下げて買いやすく

快調発火がコンセプトだそう

 

内部構造は重いボルトの

オープンボルトファイヤーの

ストレートブローバック

余計なもんはついてないのでCPパワーがあれば

快調でしょう

 

サタ的にはブリッシュロックが

見てみたかったですが

 

ボルトも軽量化されてます

 

さすがMGC

 

ハドソン PPSHと

WW2 ドラムマガジン兄弟

実際にはトンプソンは戦場では

箱型マガジンのみ

だったそうですが

やっぱ迫力ありますね

 

 

MGC トンプソン M1921

サタ的にはあまり思い入れがなく

写真撮影以外いじらないんですが

アンタッチャブルでマローンが

ニッティに

射殺されるシーンが強烈に印象に残ってます

 

100年前のサブマシンガンM1921

 

原材料も高騰

モデルも古いのでもうモデルガンで出ることもないでしょう

これをこの値段で出していた

MGCはすごいですね