米軍M9トライアルに
間に合わなかった
軍公安関係向きモデルのモデルアップ
マルシン ワルサーP88
固定スライドガスガンです
1990年発売
メタルフィニッシュの定価は5500円
サタは2013年ごろ
2500円で買ってますね
モナカ構造のバレル後座式
特に目立った特徴はないですね
この時代各社毎月新製品を出していて
他社と違ったモデルを出そうと
いろいろ試行錯誤されていた時代です
実銃は米軍のM9トライアルに
向けて開発されるも
価格で競争にならないためか
提出されなかったそうです
エジェクションポートを利用した
ブローニングタイプのティルトブロック
ですが
P226ほど頑丈ではないそうです
1983年にプロトタイプのリポート
では弾を選んでいまいちだった
ようですが
1990年の量産型では
まずまずの性能だったようです
実銃の分解図
ただ、もともと価格が高いのと
当時の西ドイツの通貨マルク高も手伝って
ベレッタM92やグロックの倍の値段
になっちゃったら
競争力ないですよねー
レポートでもP226から
わざわざ買い替えるものではないって
結論でした
デザイン的には凝りすぎですね
スライド作るにも工程が多そうです
マルシンのものは
マガジンが割りばしマガジン
サタのは長期間保存されていたのか
表面処理が変色しちゃってます
いくらメタルフィニッシュしても
全体が同じ色味ではチープ感が漂います
これならABSの地肌に
チャンバーとエキストラクター
別パーツにしたほうがよかったような気がします
デコッキングレバーが
マルシンではセイフティになります
握ると悪くないんですが
グロックとどっち選ぶかと言われたら
グロックですね
フロントビューはハイパワーみたいです
P38/PPKの人気にあぐらをかいて
開発を怠ってきたワルサーが
当時あった他社のモデルを参考に
なんとなく作ったモデルという
評価が付きまといます
実際は高性能で一部の評価は高かった
ようですが
人気は出ませんでしたねー
女王陛下のスパイも使いません
でしたしね
マルゼンP38とP99と
マルシン ワルサーP88
のちにサイレンサーつけたりとか
割と長く売られていたみたいなんですが
サタ、当時は売ってるの知りませんでした
実銃の人気って大事ですね
サタ、こういう人気ないモデル
かなり好きなんです
ガスブロだったら
もうしびれちゃいますけどね