世界の銘銃100
ハンドガン部門
7位は
ベレッタ M92Fです
米軍のハンドガン更新プロジェクト
XM9トライアルに向けて開発
採用された15連発ダブルアクションオート
です
もう説明の必要はあまりないですかね
1985年より
現在も米軍のメインサイドアーム
ダブルアクションオートの15連発
セイフティはデコック付きのアンビ
それまで7-8発だった
オートマチックピストル
がディフェンシブから
オフェンシブに劇的に変わった銃です
もう自分も社会もまったく
考えが変わりました
1発ずつ狙って撃つ
またはダブルタップなんっつって
ダブルタップ練習してたんですけど
この辺の映画見て
もうびっくりですよね
相手が動かなくなるまで
撃って
場合によってはそのままマガジンチェンジ
すごすぎるでしょ
それまでサンフランシスコの刑事が
でかい拳銃1発撃ちだったのが
マガジン2個で30発連射SMG並みですからねー
それは置いといても
ベレッタが米軍採用とともに
スクリーンに出続けてきた影響は
すさまじいものがあります
軍隊も世の中もハンドガンは多弾数
さらに自衛用だけでなく
攻撃用の武器としても洗練されていくことに
なりました
一時期は軍隊だけでなく警察公安機関
その特殊部隊でも採用が広がりました
今年のドローンショック並みでした
ベレッタM92といえば
ワルサーP38から受け継ぐ
ロッキングブロックによる前後動の
ショートリコイルのための命中精度の高さ
ですね
その構造が逆に耐久性の足かせとなった
今でも
好んで使う退役軍人または元軍公安関係の
方は多いそうです
これはACG ベレッタM92SB
8連発のベレッタM1951から
15連になったM92
マガジンキャッチをグリップサイドから
現在の位置に移したのがM92SBです
それのトリガーガードを指かけつきに
したのがSB-F
それが米軍に採用されM9に
これはMGC M9モデルガン
そういえば
こんな人もこれ、連射してましたね。
構造的にコンパクト化と大口径化
できないのもネックでしたねー
でもそんなことものともせずに売れ続け
対策でスライド厚くしたり
グリップをストレートにしたり
バレルをちょっとだけ短くしたり
ジウジアーロにデザインさせてみたり
レール付けたりフルオートにしたりされました
40S&Wまでは可能だったようで
M96として発売されましたが
あまり好評ではなかったですね
現在はM9A3が提案されたものの
はなれちまった彼氏の心は
この程度では戻せないですねー
まあ、もういかにも
鋼鉄の銃でコンセプトも古いですから
えっ?1911は現役?
バカ言っちゃいけません
あれは見た目似ててももう別の銃です
ベレッタスクリーンに出たのは
連射できるガスガンはなく
まともなモデルガンもなかった時代、
しょうがないから
MGCのM59かマルシンのM84で代用してた
あの時代
今はモデルガンもガスブロも豊富に
ありますよねー
でも世の中がGUNの需要を
求めなくなっちゃいました
おうちのベレッタさんたちの一部
サタの趣味はゴルゴで惹起されて
ベレッタで広がったような気がします
どちらにしても今の多弾数発射を決定づけ
軍公的機関のリボルバー使用に
引導を渡したのはこいつです
ベレッタ M9
軍用としては最高に美しい銃です
軍として更新はされましたが
銃としての性能は一級品
一般使用としての耐久性は充分だそうなので
まだまだ、世界で使われていきそうですねー