今週は勝手に9mmパラベラムうぃーく
今回は35年
米軍の制式サイドアームを勤め上げた
モデル
MGC ベレッタ M9 モデルガン です
まさに9mmNATOの申し子
15+1発のコンベンショナルダブルアクション
オートマチック拳銃です
それまでの大口径マグナムから
多弾数連発にメインストリームがかわった
のもベレッタM92からですね
これはキングスピンのない初期型のモデルです
シリアルナンバーが撃たれ
特殊なダミーカートが採用された
ダミーバレルも発売されました
発売された1990年ごろはもう
軍も公安関係もベレッタ一色
射撃スタイルも
1発撃ち→ダブルタップ→敵が倒れるまで撃つ
にスタンダードが変わっていきました
まさに今にまで続く基準ですね
テイクダウンレバーで簡単分解
今月のアームズの記事でもありました
元米軍人のライターさんは
1911からベレッタはフルモデルチェンジだと
M9からM17はマイナーチェンジ
1911はまず定常分解がやりにくい
エンジニアリングの差を感じるそうです
特徴的なマズル
やっぱりベレッタの銃は美しい
ロッキングブロックも再現されてますが
ピンをロックしません
当時リーサルウェポンを見ている
マニアは多かったので
ここは絶対はずせないポイントです
ブリーチブロックにロッキングブロックも
再現されてます
たぶんロックすることもできたんでしょうけど
作動を優先したんだと思います
チルトブロックによる
疑似ショートリコイルも再現されてます
バレルリンク回りは
マルシンのより手が込んでます
小さいパーツが多いのでメンテナンスや
レストアはやりにくいです
汚れに強い、ジャムのクリアがしやすい
と言われるオープントップスライド
実際はそうでもないとか
まあいいんです
人間兵器マーティン・リッグスと
クリスマスについてないジョン・マクレーン
両刑事が持ってる多弾数ハンドガンが
立体化したんですから
発火はセンターファイヤーCPブローバック
モデルガンとしてはほぼ完成形ですね
ベレッタのティルトブロックロッキングは
バレルが前後だけで上下しないので
実銃も精度が高いそうです
モデルガンもやはり装填排莢は快調で
カートの調子が良ければ
十五連2マガジンのリッグス撃ちができます
三十発ブローバックハンドガンの
モデルガンで撃てるなんて
ゆめのような時代の到来でした
それもベレッタM9で
サタの趣味はゴルゴで始まって
リーサルウェポンで発展しました
マグナムじゃないんですよねー
やはり
敵は動かなくなるまで撃つ
これに尽きます
そのためのツール
多弾数のベレッタM9
それが実現されたMGC M9
それまでと全く違う運用のモデル
いまでもたまらないですねー