今週は勝手に9mmパラベラムうぃーく
今回は現在もフランス公安警察で
使用されているサブマシンガン
MGC ベレッタ M12S モデルガン
MGC最後のキット専用モデルガンです
完全にプラモデルですよね
マルイの造るモデルガンに近いです
でもこれがですね、
調子がいいんです
さらに長物なのに8500円
この接着するバレルグルーブ
かみ合うなみなみが広く長くて
きっちりフルオートの衝撃を受け止めます
デトネーターも長く
チャンバーも広い
オープンボルトファイヤーで
ブリーチは重くできているのに
構造はシンプル
頑丈なエキストラクター
装填排莢はスムーズです
左からMGCP220
M59 オープン
M9用
M12S用です
専用の先が平らなカートも快調の要因です
要所要所はきちんと金属が使われていて
剛性は十二分にあります
簡易分解です
よくできてます
サタはエアガン全盛の1986年頃に
モデルガン発火に興味を注いでた
変な子だったので
非常に調子のよいモデルガンM12Sが
まったく話題にならずに
しょんべん玉のガスガンになっちゃったのが
残念でした
完成品も後日発売されたみたいですが
もともとプラモデルキットで開発されたので
作るの大変だったわりに
売れなかったそうです
この銃バランスがいいんですよね
チューブボディで
ラップアラウンドのボルト
大きなフォアグリップ
重いボルトが前後しても
銃身が真ん中なのであまりぶれません
実銃もバランスがいいんじゃないかなと
想像できます
1984年末に発売されたM12S
CP円熟期だったので調子は最高です
これをプラモデル化
低価格で発売したMGCの技術力は
驚きです
しかし時代を読めませんでしたね
エアガンこき下ろしていたMGC 自ら
翌1985年M93Rを発売しモデルガンに
とどめ刺しちゃいました
MGC ベレッタM12S モデルガン
趣味人口の激減による販売数の減少により
もうこんなに軽快で快調のモデルガンが
リーズナブルな値段で出ることはないでしょう
当時は車のエンジンがなくなるなんて
思わなかったです
モデルガンは当時絶滅すると思ってたんですが
フロンガス問題もあって地味に生き延びてますね