600発以上発火したBWC LAPD
のサンプル
不特定多数による発火という
過酷な状況を耐えたモデルと
サタのもとで20年以上
発火第一モデルとして使われたGM5
分解比較してみました
かなりやれてますが
まだバレルは大丈夫のようです
だいぶ錆が浮いてますね
火薬の力はおそろしく
ほんのちょっとのキャップ火薬でも
その影響はその部品どころか
材質の隅々まで及びます
分解してみました
発火した後清掃はしているんですが
時間がたつと傷みますね
こちらはBWC LAPD メトロカスタム
600発以上発火したあと
再仕上されてるそうです
バレルは全く問題なさそうです
1911モデルガンの一番のウィークポイント
バレルリンクも問題なさそうです
内部パーツの摩擦も
大丈夫そうですね
もしかしたらかえてくれてるのかもしれません
マルイガスガンベースなので
この位置にディスコネクターがあります
ただガスガンと違い厚みも厚く頑丈です
実銃でもこの位置に変更する
カスタムもあったそうですが
普及度とパーツの互換性がないため
消滅したそうです
ガスガンと同じくインナーフレームを外さないと
ディスコネクターを交換できません
トリガーバーもインナーフレームはずさないと
とれません
ただアモルファスナイロンでしたっけ?
GM7はこの厚みでも頑丈ですね
GM5はインナーフレームはずさなくても
すべてのパーツがはずせます
GM5のほうがプラフレームの厚みありますが
インナーフレームにだいぶ強度
依存しているようです。
インナーフレームはずすと
よわよわです
パーツ比較してみましょう
BWCのスライドは重くなって
いまやGM5のHWよりも全然重いです
左がGM5右がBWC
バレル素材の強度が違うのか
リンクの厚みが全然違いますね
とても600発発火したとは思えないですね
ばねの強度が全然違います
ガスガンよりはかなり強力なGM5の
リコイルスプリングですが
BWCのは長さもコイル自体の太さも
ぜんぜん違います
これで快調に動く
WキャップCPのパワーはすごいですね
右がGM5
GM5のファイヤリングピンプレートは
薄くすぐに変形か割れるので
バレルとともに定期交換が必要です
BWCのは頑丈そうでその必要はないでしょう
同じくシアとディスコネクターもリアルですけど
ディスコネは摩耗に弱くシアは折れます
以前撮ったものです
左GM7 右GM5
BWCのシアはソリッドなので頑丈そうです
上BWC下GM5
トリガーに互換性はないです
構造が違いうので当然シアスプリングも
違います
左GM7右GM5
ディスコネの位置が違うので
GM7はグリプセイフティーシアーディスコネ
の順です
GM5はシアーディスコネーグリップセイフティ
です
こちらはGM5
位置的にはリアルです
摩耗はまだ大丈夫そうです
シアとディスコネ
組むときの位置関係はこうなります
実銃がこうだからしょうがないですが
別々のBWCのほうが組みやすいです
もともとのマルイの設計がいいのかな?
こちらはBWC
600発撃ったとは思えないですね
こちらはMGC スモールカート HW
こっちはBWC WキャップCP
見た目重厚ですけどアルミのせいか
非常に軽いです
長さはほぼ同じぐらいです
次回、独り発火大会に向け
GM5、現在オイリングしてレストア中です
BWCより発火して楽しんでください
とLAPDサンプルいただきましたので
発火準備中です
今回分解してみてBWC1911の耐久性のすごさを
確認できました
さらに内部構造の改良、重量の改善
模型的ディティールの進化も目覚ましいものがあります
もう、逆にGM7の面影がない感じですね
こちら、MGC GM5 HW のスライド
こっちはBWC
GM5 HW
BWC LAPD
見た目重厚、耐久性高いのに持つと軽い
と言い続けたサタに対するBWCの回答が
これですね
どーだ、もう軽いなんて言わせねえ!
って意気込みがひしひしと感じます
ロックライトⅡほどではないんですけど
たしかに、数値以上に重みを感じるんですよね
ちなみにサラ・コナーデトニクスはこれぐらい
もうGM7ベースであってGM7ではないですね
最終的にはディスコネクターも
リアル構造になるんじゃないですかねー
GM7のフレームでもインナーシャーシ
変更すればできそうですし
たのしみです。
サタデーナイトスペシャルのmy Pick