今週もMGCうぃーく
1960年創業、1994年に廃業し
2010年に完全廃業したMGCのモデルを
サタらしくだいたいでた順番に出してるこの企画
今回は
MGC S&W M586 / 686 です
1983年発売
初のシューターワン対応モデルとして発売されました
1983年は6社から586が競作になったそうです
サタは安かったのでマルシンのキットを作ってました
シューターワンに合わせて火焔の抜けが良い
特殊なシリンダーインサートになってます
でも反応が不安定で
全然オートのエースポイントのほうが
反応よかったそうです。
そうですよね、赤外線が出る、
いわばずるですもん!
実銃の取材はせず、
グリップからサイズを割り出したそうです。
設計は小林さんの弟子の方だそうです
見慣れたS&Wのメカ
リボルバーのコクサイとか言われますけど
M586/686に関してはMGCのが一番いい気がします
ただ、わざとでしょうけど、強度を落とすため
グリップ内のフレームと
トリガーハンマー部のフレームが隙間が空いていて
ここでよく折れます
とくにホルスターからはや抜きするときに
ばっきって哀しい音がします。
なんで一番力がかかる部分で隙間あけたのか
謎です。
法律で指定??
作りやすかったのかな?
上から
MGC、マルシン、コクサイの586です
マルシンのほんのちょっとフレームが
つながってるだけで、折れやすさが全然違います
フォーシングコーンがなぜか銀色の塗装されてます
赤外線の反射がいいんですかね?
ハンマーの角度は浅いですが
発火は確実でした
さすがマッチ用
そう言えばWAのシューターワン対応バレル
内側が銀色でした。
これです
WAのシューターワン対応バレル
確かに良く反応しました
教室の後ろの壁から撃って教壇のシューターワンが
反応してました。
6インチはトリガーストップがつくそうです
無駄なストロークを減らし
連射スピードを上げるパーツですね
徹底的にシューターワンを意識した
造りになってます
リコイルシールドは普通です
とくにインナーシールドは露出してません
変な小細工はされてないです
この頃になるとリアルに作っても
そこそこの作動ができる技術が確立したんでしょう。
薬莢はMGCの357共通カートです
火事の前のコクサイもそうですけど
カートが共通ってのはありがたいです。
実銃のM586はS&W版のスマイソンを目指し
357連射に耐えられるように Kより大きい
Lフレームで1980年発表されました。
現在でも発展型が継続販売中です
M586は1986年10月から放映された
あぶない刑事で舘ひろしさんが4インチを
使ってました
当時大人気のドラマで気分は舘ひろし
スーツでバイク乗ったり
銃立てたまま走ってこけて暴発とかしてました
あぶない刑事人気でかなり売れたとは
思うんですがどうなんでしょ
競作だし時代はエアガンだったし
サタなんてマルイかマルシンのキットしか買えず
コクサイが586出してたのも知りませんでした
あまり売れなかったかもしれませんねー
サタデーナイトスペシャルのmy Pick