今週はMGC特集
今回は1975年発売
時代を先取りしてモデル化したといわれた
MGC 44オートマグ です
紙火薬による発火
ブローバックモデルと手で動かすスタンダード
モデルとあったみたいです
現在はブローバックしないモデルは
ダミーカートを使用し発火しないモデルが
ほとんどですよね
クロのブローバックモデルと
シルバーメッキのスタンダードモデル
広く普及を目指して全国の玩具店に流すため
子供向けにひとまわり小さくなっているそうです
これは紙火薬タイプのプラボルト
なんでも最初の金属チャンバー、
金属ボルトのモデルは
マズルが5cm跳ね上がったとのこと
あまりにも反動が強くて実銃同様の
2本レールでは曲がるので
上に1本レール足したとのこと
スタンダードの金属ボルト
若干ターンロッキングラグが再現されてます
モデルガンは反動で下を向くので
正確には5cmさがって元に
上がるんだと思います
でも当時はそんなのどうでもよかったでしょう
銃が発火によりぶるぶる震えるのが
良かったと思います
第二次モデルガン規制があって
金属ボルトはプラボルトに変更され
反動もそんなではなくなってしまったそうです。
薬莢は左から
複燃焼室を備えたCVカート
真ん中はスタンダード用
右はCPカートです
重くて長いボルトを動かすために
紙火薬をいっぱい入れるとカートが膨らんでしまうため
CVカートは底に溝を作っていったん圧を逃がす
工夫がされているそうです
CVカートの底
そもそもそんなあぶないもん、
おこちゃまむけにしていいのか?という
問題もありますがそこは
時代ですね。
上から 紙火薬プラボルト
CP
スタンダード金属ボルトです
当時はマグナムブームだったそうで
かなりヒットしたとか?
発売当時そんなことしらない
サタは幼稚園に通ってコンバトラーVを
熱唱してました
しんちょー57めーとる
たーいじゅう550とん!
各種マガジン
左から亜鉛合金ファーロアのブラックニッケルメッキ
真ん中が初期型プレスファーロア
実銃と同じそうですがカートに傷がつきまくるので
不評だったそう
右がスチールブルー仕上げの亜鉛合金ファーロア
何種類かバリエーションがあるそうです
独立したスライドストップはなく
ファーロアがボルトを止めます
刻印も何種類かあるそうです
1989年の正月に小田原のアンクルに行って
買ったんですが当時はモデルガンは人気なく
特に発火済みや人気ない紙火薬モデルは
一山いくらみたいな感じで
カゴに突き刺さって捨てられる寸前でした
紙火薬モデルなんて千円とか2千円とかで
この未発火もでるでもたしか3千円するか
しないかでした。
ガスガン全盛の時代に
MGC プラモデルガン1機種1挺
コンプリートを
目指していたちょっとかわった子
だったサタは
とりあえずあんま好きでないモデルは
あればいいやとジャンクや発火済みを安値で
そろえていました。
当時は補修パーツが潤沢でしたからねー
1990年前後が安値のピークでしたねー
それ以後はジャンクと発火済みは朽ちてしまい
未発火のコレクターモデル
レストアして保存されたモデルしか
現存しなくなっちゃいました
火薬の発火によるダメージはおそろしいです
火薬の爆風は隅々まで行き渡り
適切に洗浄またはレストアしておかないと
プラモデルガンであろうと
徐々に破壊します
部品図です
補修にはこれがあるとないでは大違いです
とくにMGCのは構造がオリジナルなので
分解すらままならないです。
チヨダ ウィルディ 45winマグと
ハドソンデザートイーグル50AEと
マグナムオート さんたち
1994年にMGCが廃業
その後台東産業が引き継いで販売されていたようです
CP化、HW化され悪名高いHWメッキバージョンもあった
そうです
おうちのオートマグさん達
実銃は1971年販売開始
数社を渡り歩きトータル9000挺程度しか作られなかった
のに、日本では人気でしたねー
サタはあんまり好きじゃなかったですけど・・って
こんだけ持ってれば充分すきかも
しれませんね
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