今週はMGC 特集
今回は1973年発売
MGC M16A1 金属モデルガンです
これはSMG の刻印入りなので1977年以降の
バレル一体型のモデルです
サタはこのモデルがあったのは知ってましたが
ただの重いだけでリアルでないM16として
認識してました
ハイダーはベトナムタイプ
調べてみると
発売当時はいろいろあったみたいなんです
当時実銃から採寸できず写真から予想して
作られたそうです
規制と規制の間、やむなく
安全対策で実銃とは別の構造になったそうです
見た目クローズドボルトにするために
ボルトは閉鎖するも完全閉鎖せず
ストック内のスプリングバッファーが
ストック内で停止せずでっかいストライカーの役目をして
ボルトごと叩いて閉鎖する機構です
ん?ちょっとややこしい
実際にはこんな構造
ハンマーはなくシアがストック内の
でっかいストライカーを抑える構造です
そのためトリガー引いても
しばらくしてからどっすんってストライカーが落ちる
反応の鈍い動きです
シテス スペクトラが似たような構造です
クローズドボルトになったUZIやイングラムも
似た構造です
これはJAC AR15 A2
実はM16A1の前にM16E1として
このA2ハンドガードがついたモデルが先行発売
されているそうです
設計者の小林さんが丸いハンドガード
気に入ったからだそうなんですが
センスもですけど先見の明もありますね
と思ってたんですけど
実は先行試作品の情報が入っていて
その情報を基に丸いハンドガードのを発売
それがガセと気づきあとで三角形のを作り直したとか?
結果的には先見の明アリとなったんだそうです
改造防止で内部構造を変えた為
ボルトフォワードアシストは
上下フレームの連結ボルトになってます
ここのシルエットが特徴的で
ハリウッドの戦争映画で大量に使用された
際、見分けるポイントとされてました
ハンドガードの固定も特徴的
それぐらい資料が少なかったんですねー
重量も3.6キロと普通のライフル並
実際のM16A1はアルミ合金多用で
2.8キロ
確かにめちゃめちゃ重いんです
一番下
後に発売されたショートバージョン CAR15 は
なぜかストック固定の上ストック全部
亜鉛合金でできてるため
さらにめちゃくちゃ重いです
下がMGC 旧型
バレル一体型になり2度目の規制を
乗り切ったそうです
ガスルートのスプリングはコッキングピースのですかね??
上マルシン M16A1
かなりリアルなのは
マルシンのは設計者の六人部さんが
数少ない正規輸入の実銃を所持していたそうで、
その際採寸したとか?
あとで所持許可取り消しになっちゃったそうですが。
上 マルシン M16A1 金属 モデルガン
中 MGC 旧M16A1 金属モデルガン
下 MGC ABS M16A1 モデルガン
1982年 MGCは CP化してリアルなM16A1を
ABSにて発売しました
そこで金属は販売終了したそうですが
総数10万丁以上を売り上げたそうです
その割には今、あんまり残ってませんね
遊び倒されて朽ち果てちゃいましたかね。