ちょっと今回はサタにしては細かいです。

 

トイガンのカートって分類が大変です

特に中古で買うと薬莢がなかったりすることもままあります

 

マイナーチェンジによって薬莢がちょこちょこ変わると

さらに厄介

 

リボルバーのコクサイは主に38口径が多かったので

薬莢の種類が比較的少ないです

今回最初期型のM19が特集されたので

ガスガンから見てみたいと思います

 

ご存知かと思いますが

JフレームM36、M60

Kフレーム M10、M13、M15、M64、M65、M66

LフレームM586、686

Nフレーム M29、629 の7ショット

およびマウンテンリボルバーは38も357も共用カートです

中にモデルガンで特別仕様の357の専用カート使ってるのも

ありますがそれは除外しますね

 

ガスリボルバーから。

まずシリンダーを見てください

全くでっぱりがないのが最初期型

 

これは左のカート

 

シリンダーに先端だけ内腔があるのは

後期型で

 

このカートです

 

特集にあるのは中期型?で

ギリギリまでスリーブが来ています

 

最初期型と見分けにくいんですが

スリーブの分先端まで寸胴です

最初期は先端がテーパーかかってます

 

モデルガンはかなり共通性があって

モデルの出来が良くなった

1983年ごろ発売のABSのM29あたりから

採用された前撃針アルミの中空カートと

それ以前の前撃針真鍮カートと共用性はあります

便宜上メーカー名がそこで変わったのでそれ以前を国際もでる

その後、出来が良くなったのをコクサイモデルと呼びますね

 

2004年に火事があって

その後再生産されてしばらくしてから

長いカート内発火リアルサイズカートに変更、

あわせてシリンダーも変更になりました

 

一番左が真鍮前撃針国際モデル

火事までのモデルはほとんど共通です

ただし最初キャップ火薬用に設計されてないのか

ちょっとキャップ付けると飛び出ます

 

その右が前撃針用38/357 コクサイモデル

MGC 357

火事後357シリンダー内発火

357ダミーです

 

ダイヤモンドバックとローマン

ヘッドスタンプが違いますが

同じカートです

 

モデルガンはS&W各オートの国際モデル

ニューセンチュリーなど

ダイヤモンドバック、パイソン、ローマン、トルーパーは

このカートです

 

38/357

左からカート内発火、前撃針国際、前撃針コクサイ真鍮にメッキ、CMCです

 

一番左が38/357 コクサイ中空アルミカート

 

サタはモデルガンではこのカートが一番好きです

軽いのでシリンダーを回す抵抗は減り

排莢すると内腔があるのでちゃりーーんっていい音がします

このカートがあるからこそのコクサイリボルバーと

サタは思ってます

 

でもこのカート、アルミで中空に作るのは職人芸が必要らしく

ひとりの手練れの職人さんが作ってたらしいです

その職人さんが仕事たたんだとともにまた真鍮のカートに戻っちゃいました

 

余ってるカートを突っ込んで生産するのか

入ってる時期はバラバラですが、

基本38/357モデルガンは

国際前撃針真鍮→コクサイ中空→真鍮にメッキ→コクサイ真鍮→カート内発火

だと思います

コクサイ真鍮まではありがたいことに互換性があります。

 

他、44マグナムはずっと前撃針でした

 

最終金属M29ですが 

コクサイ前撃針ですね

 

左からMGC、コクサイ中空、CMC、ダミーです

他国際でブラックホークとか真鍮がありました

 

オートが何種類かありましたが

基本互換性はなく

GM2をぱOったガバメントだけは

MGCのオープンカートと同じサイズ

 

ウッズマンは専用

一番右がブローニングM1910用380ACP

 

一番左が25オート用 25ACP

 

スーパーウェポン用

223 すべて互換性はないです

 

国際/コクサイはその歴史の長さに比例せず

カートの互換性が高いためカートの種類が少なめです

 

カートフェチとしては物足りない部分もありますが

廃業となってしまった今では

ガスガンもモデルガンも非常に集めやすいです

 

GM5なんてバレルも違うから

後からカート探そうとおもうと

もうてんやわんやですよね。