今月のビンテージモデルガン
コクサイのスーパーブラックホーク ABSでした
最近話題に上ることも少なくなったブラックホーク
アメリカでは根強い人気があるようです
スタームルガーがコルトのSAAを強化近代化したモデルで
357がブラックホーク
44マグナムがスーパーブラックホーク
フレーム強化安全装備強化等したのが
ニュースーパーブラックホークです
これは今は亡きコクサイが作ったモデルガン
44でトランスファーバーがないので
スーパーブラックホークです
これは
6年前にジャンクで2000円で買ったものです
ヒマになったらレストアしようと思って買いました
コクサイのジャンクがどうなるか
わかりやすいモデルだと思います
エジェクターチューブが銀色なのは
もとにしたモデルがそうだったからだそうです
シリンダーには火薬カスが多量です
キャップ火薬じゃなくて
紙火薬使ったんでしょうか?
よく石化してると表現されます
プラスチックのモデルガンは
多かれ少なかれ金属とプラスチックのハイブリッドなので
火薬の威力はその隙間を見逃しません
また火薬の火焔にさらされた金属は表面処理がはがれて
必ず錆びます
そうするとプラスチックを浮かせて破壊します
火薬の力って恐ろしいですねー
サイトブレード欠損してます
パイソンと同じサイトらしいですねー
パイソンならジャンク手に入るかも?
コクサイ廃業してから何でもないジャンクまで
とんでもない値段になっちゃって・・。
シングルアクションなんで
ハンマーを毎回起こして撃ちます
トランスファーバーはないです
かなり錆びてますねー
あんまり興味がないとついついレストアも後回しに・・・。
あちこち火薬が石化してます
ハンマーをハーフコックにして
ゲートを開けて装填排莢します
めんどくさいですけど
そこが味らしいです。
ニューモデルはここあけるだけで
シリンダーフリーになって装填できるそうです
現在売ってるマルシンのは再現されているそうです
44マグナム
昔はこの言葉だけでなんか強い気がしました
ダーティーハリー、ドーベルマン刑事の影響らしいですね
サタは当時を良く知らないですけど
めちゃくちゃ売れたそうな?
これですね
金属にかぶせたプラスチックが割れちゃうんです
特にコクサイは金属とABSの温度の膨張率の違いに
余裕がないのか?よく割れます。
サタはコクサイのABSが硬いからじゃないかと
疑ってます
ABSは三種類の原料の頭文字をとっているそうで
配合の比率で性質が変わるそうです。
キット買ってやすりで削ってみるとよくわかります。
ヒビがバレルにも走ります
コクサイの持病ですね
この前ジャンクで買ったローマンも
こんな感じに。
たぶんこれもグリップが一緒なので
記事と同じ後期型と思われますが
きれいな掲載モデルと発火済みのジャンクは
これだけ違うのかと我ながら思います
しかし、発火して遊び倒すのもモデルガンの宿命
さわらず仕舞って愛でるのもいいですが
遊んで愛されたモデルをレストアしてあげるのも
いいかななんてずっと思ってます。
でもやっぱり気がのらないんですよねー
ブラックホーク
コクサイ スーパーブラックホーク 金属と
やっぱ保存するなら金属モデル
発火するならABSモデルですかね?
ヒビがひどくなる前にレストアしないといかんですね。