ある新聞の記事で読んだのだが、
どの世界、どの分野にもシンデレラーストーリーは存在するらしい。
どこからどこまでを「シンデレラ」とするかは、
定義の難しいところだと思うが、
イングランド、プレミアリーグにもシンデレラストーリーは当然ある。
今期、ブラックプールに所属する
D・J・キャンベルはまさにシンデレラというにふさわしいだろう。
ブラックプールのストライカーは今期、
17試合に出場して、8ゴールを記録している。(1/14日現在)
ただ、今期の成績もさることながら、
ここに至るまでの過程が非常に魅力的だ。
アストンビラのユースで過ごした彼は、トップにはあがれず、
19歳~24歳までの4年間をセミプロリーグ(6部~7部)ですごしている。
24歳の時に、FAカップ3回戦で強豪ニューキャスルと対戦して、
その活躍を見た、3部の地元のプロクラブのブレントフォードが翌シーズン獲得した。
そして、その半年後のFAカップ4回戦で、
当時、プレミアリーグのサンダーランドを2-1で破る2ゴールを決めて、
その3日後に、同じプレミアリーグのバーミンガムが獲得した。
同じシーズンのアーセナル戦でプレミアデビューを飾っている。
そのとき、すでに25歳でのデビューである。
その後は、レスターやレンタルでブラックプール、ダービーなど
2部リーグを主戦場にプレーしていた。
そして、2度のレンタルを経て、3度のブラックプールとなり
今期、29歳にして、再びプレミアに戻ってきた。
FAカップをきっかけとして、
7部→3部→1部とステップアップしたところは
シンデレラとよぶにふさわしいだろう。
ただ、彼の場合、1度の成功だけでなく、
それを何度か起こしているところがすごい。
ただ日本に置き換えて考えると、、
「24歳のセミプロ選手を獲得するだろうか。」
「29歳の2部の選手を、1部のチームがどれだけ獲得するだろうか。」
その時点で、非常に障害が大きいような気がする。
毎年のように、
代表クラスの選手がいとも簡単に、契約を打ち切られるところをみると
なんとも夢のある話に感じてしまうのは筆者だけではないと思う。
まだ、シーズンも半ば。
シンデレラストーリーにはどんな続きがあるのだろう。