世間の常識は疑え、と言わしめる経験の1つは、やはりなんと言っても、体に刻み込まれた、つらい経験にとどめをさす。
あの時代の「常識」は、「スポーツや運動中に水を飲んではいけない。」であった。
これを国民全部が信じていたのだ。たかが、20年位前のこと。
子供のころの、体育の授業は勿論、少年野球の練習では、真夏の炎天下の練習でも飲まなかった。それが当たり前だったのだ。
今から考えると地獄。
さらに、何年かたって、(高校では運動をしなかった)大学で運動部に入って、このときも練習中は水はだめ。練習後、むさぼるように、缶ジュースを買い、飲んだことを覚えている。
近年では、プロ野球の試合中でも、がぶがぶスポーツ飲料を飲んでいるのが映し出されると、自分らの練習中の苦しみはいったいなんだったのかと思う。
常識に従わされたばかりに、むだな苦しみというやつ。
当時の教育者は、だれか責任とってるのか?
だれも検証していないのだろう。
あれだけ大勢の人間を苦しめたのに。