2019/10/5
おはようございます。劇団五月の広報担当の橋本です。
9月公演終わりました。八田荘老人ホームさんにて「つう」を公演してきました。
鶴の恩返しがもとになっています。
夫婦仲良く暮らし、近所の子ども達と遊び、時折食べていくときに必要なお金を得るために働く。笑い声に満ちたシーンからはじまります。
鶴の化身の「つう」は愛する男の喜ぶ顔を見たさに、自分の羽を抜き機織りをして美しい布を織りあげました。鶴の千羽織として評判をよぶために、人間の欲が二人にやってきます。もっともっと、金儲けしよう!とそそのかす声。まんまと乗せられる夫。
純粋に愛だけを追求する「鶴」と、人間の中では純粋な方の夫。
でも・・・お金という欲求に負けて、夫は鶴の化身の妻に無理をさせます。おまけに、覗いてはいけない機織りをしているところを見てしまう。(私に言わせれば、どうしようもない男や!とイラッとしてしまう)人間の弱さが浮き彫りになる鶴の恩がえし。やはり名作です。ではまた。
劇団五月、劇団員募集中です。