尾鷲市・熊野古道センターで『 熊野古道 観音道と観音信仰 』 | 五月亭日記

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三重県尾鷲市在。写真「フォト紀鷲」、そしてギター「尾鷲演歌楽団」で楽しんでます。尾鷲周辺のよいとこ、イベント、ニュースなどご案内。

きょうは、晴れ。あしたは晴れ時々曇りでしょう。

 

きょうの尾鷲の最高気温は34.1℃(最低気温は23.6℃)。

 

全国トップは岐阜県の多治見で36.5℃。三重トップは伊賀市の上野で35.7℃。

 

ただいまの尾鷲の気温は27.4℃。

 

 

 

 

     『 きょうのことば 』

 

  【  自分にコントロールできないことは一切考えない。

       考えても仕方ないことだから。

     自分にできることだけに集中するのです 】

 

          ~~松井秀喜~~

 

 

 

 

 尾鷲市向井の熊野古道センターで『 熊野古道 観音道と観音信仰 』が開かれているので、観てきました。

 

 熊野市大泊町の「観音道」は、登り口から約1㎞先にある比音山清水寺、通称泊観音へ向かう古道であり、その道中の至る所に西国三十三所に因んだ観音石像が安置されています。


 観音信仰が庶民の間にも広く浸透した江戸時代、熊野古道伊勢路は関東や東北から伊勢神宮への参拝に加えて西国三十三所巡礼に向かう旅人で賑わいました。

 

 この時代に刊行された道中記には泊観音に関する記述が残されており、伊勢路を辿った旅人の多くがこの観音道を訪れたことが分かります。


 また、巡礼の旅が大衆化していくと、経済的な理由などから長期間の旅が困難な人々の為に、各地に西国三十三所をはじめとした著名な巡礼地を模した観音霊場が創設されます。

 

 現代ほど気軽に旅に出ることができなかった時代、比較的近場で巡ることのできたこれらの霊場は、庶民にとって魅力的かつ親しみのある存在でした。

 

 観音道に並ぶ西国三十三所の観音像や「観音様へ〇丁」と彫られた町石は、地元の信者や観音講の人々によって寄進されたものであり、この地域にも観音信仰が深く浸透していたことを物語っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

観音道。

 

 

 

 

「西国三十三所巡礼」。

 

 

 

 

「写し霊場」。

 

 

 

 

熊野古道沿いの三十三観音。

 

 

 

 

登り口。

 

 

 

 

「頂法寺の観音像」。

 

 

 

 

 

「石畳道」。

 

 

 

 

向井さんの取り組み。

 

 

 

 

 

 

 

 

「おことさん」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場の熊野古道センター。

 

 

 

 

同展は8月18日(日)まで。

 

開館時間9:00~17:00。

 

 

 

   チケット無料ですので、

 

       ぜひお出かけください。

 

 

 

問合せ 熊野古道センター 尾鷲市向井12-4 ☎0597-25-2666