『 尾鷲ニュース 1052 』~~ふぐ処理者試験に合格小6の内山雄介くん、巡視船すずかの体験航海 | 五月亭日記

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三重県尾鷲市在。写真「フォト紀鷲」、そしてギター「尾鷲演歌楽団」で楽しんでます。尾鷲周辺のよいとこ、イベント、ニュースなどご案内。

         (尾鷲市向井、熊野古道センターにて「貝細工」)

 

 

 

 

尾鷲ニュースです。

 

 

 

 

『 尾鷲ニュース 』

 

●ふぐ処理者試験に合格、小6の内山雄介くん

 三重県が実施し認定する「ふぐ処理者試験」が、このほど、津市の大川学園調理専門学校であり、尾鷲市倉ノ谷町在の内山雄介くん(宮之上小6)が合格した。

 本年度から年齢や実務経験を問わず、誰でも受験できるようになったことで、試験は一般知識40問の学科と実技で、65人が挑戦し51人が合格したなか、小学生は内山くんのみで、三重県内小学生で唯一、ふぐをさばく技術が認められた。

 魚釣りで知り合った市内の干物店主から、小学生でも受験できると聞き、昨秋から同店主の指導でトラフグやサバフグを使って練習してきた。

 内山くんは大の魚好き、釣りは父親に連れられ2,3歳のころで、小1のときにおわせ港まつりの魚つかみ大会で持ち帰ったタイを始めて自分でさばいた。今ではユーチューブや市内の魚屋に教えてもらい、全ての魚がさばけるという。マイ包丁も10本ほど持っている。

 

 

●巡視船すずかの体験航海

 2月17日、尾鷲海上保安部は、尾鷲湾で「巡視船すずか」の体験航海があり、小中学生48人と保護者のほか、同部からの招待客ら約130人が、約2時間の航海とヘリコプターやゴムボートによる訓練を見学した。

 海や海上保安庁の仕事への理解を深めてもらおうと実施したもので、これまでは8月のおわせ港まつりに合わせて行うことが多かったが、コロナの影響で中止になったり、昨年は船内見学だけとなったことから、久しぶりの実施となった。

 子どもたちは操舵室でいろんな計器類を見たり、双眼鏡をのぞいたり、船上から尾鷲の町や周辺山々の風景を楽しんだ。また、中部空港海上保安航空基地からヘリコプターが飛来し、子どもたちはヘリに向かって大きく手を振っていた。