「崖の上のポニョ」
見てきました♪
午後7時過ぎの回でしたが、小さな子供さんが結構多くてびっくり。
お父さんが帰ってきたら一緒に行こうね、というパターンなのかしら。
映画の日で割引だった??
我が家はパパさんの年令のおかげで、いつでも割引料金なんですが(笑)
それにしても、「カンフーパンダ」にあやかって売っていた「ホットチリ・ポップコーン」は
半分ほどでリタイア。
重慶飯店公認って・・・
さて、以下は大幅なネタバレがあるので、見てない方はご注意を
とはいえ、台詞その他は記憶によるものなので、テキトーです。
情報が氾濫している昨今、前評判はいろいろあれど、映画館に足を運ぶ決定的な理由となったのは
「全編、死の匂いがしている」
という意味のコメントを見つけたこと。
はて?
私の中にある「魚」のイメージって、表情の無い目、冷たいウロコ、青い世界。
退廃的な、生きていないようなイメージ。
だからこその「生」と」「性」
もちろん、涼しい、清清しい、というイメージもあるけど、
これはまぁ、背景による。
もちろん、自分で飼ってる子はかわいいし。
映画が始まり、早速ポニョが死にかかる。
あー、あれ、死んでんじゃん。
波が襲ってくると
あー、これもヤバい。
無茶な運転で
ああああっ、死んじゃうよ~!
津波で島が水没?
何百人死んでるんだ??
そこに描かれた海は、もう「この世」のものじゃない
闇を疾走する、死の迎え人。
そう、ポニョの本名はそんな名前だ。
あの船は、死者の行進に見える。
筒井康隆の「パプリカ」にもあった、幻の行進。
水辺に残る無人の車椅子。
主はどこに??
常に現実を見据え、生き残った最後の一人も、
ついには水の中へ引き込まれる。
そういえば、人間ポニョのキャラデザインはトトロの「メイ」と重なる。
「メイ」もまた、行方不明になって臨死体験をしている。
きっと思春期を迎える頃には、ポニョは泡になっちゃうんだろうなぁ。
と、なかなか怖い映画でありました。
子供の頃に読んだ童話が、オトナになってみると
実はものすごいホラーだったりすることって、あるでしょ?
赤頭巾ちゃんしかり、ヘンデルとグレーテルしかり、白雪姫、シンデレラしかり。
ポニョはきっと、そんな映画だ。
子供の無垢な心に、しっかりと刻み込まれて
オトナになって思い返すと、なんて恐ろしいトリックが隠されていたろうかと。
そういう話はなかなか書けるものじゃない。
ハムだと? なんて恐ろしいものを!
その製造工程を思うと、その通りでございますな。
しかし、肉食魚とは、普通に怖いって。
そうそう、
「もどもどもど」の呪文、気に入りました(笑)
あと、子供の動きのひとつひとつが、泣けてくるほどリアルです
「あいつはまだ子供で、自分のしていることが わかっていない!」
えええ~、私、今でもわかってないこと、ありますがー・・・