『全ての現象は
反応というふうに言えます。

何かしらが起こるということは
何かと何かが反応し合って起きる。

私たちは生まれるのも
そもそも男性性と女性性が合わさった力です。

物理的に見ても
いろんな反応があって

言葉を発するとかも
ある程度、科学レベルで説明ができます。


人生というのも
人と人との出会いだとか
反応だとかという言い方もできるわけです。


好転反応という言い方をあまりしないのは

そもそもの世界の成り立ちが
そういうものだからです。

ヨガで言うと

シヴァとシャクティの力、
シヴァとクンダリニーの力とか言いますけれど

正と負の力とか
光と影の力とか
いろんな呼び方があります。


理解しづらいことを理解しようと思うと
みんなその二種類の方向に分かれます。


わりと勉強が出来たり
凝り性の人だったり
こだわりが強い人は

細分化して分析して
その原因を見つけようとします。


ざっくりしていて
あまり勉強が得意じゃない人は

『世界は愛です』
みたいなことを言い出すわけです。

でも、どちらも完ぺきではありません。


どちらも事実なので
その両方が出来るようになるといいです。

両方するためには
原理的な力をより明確に
正確に認識する必要があります。


原理的な力というのは
私たちが頭で考えて
理解しやすいものはカルマです。

カルマというのは
非常に明確なシステムですから

あることをしたらある結果が起きる、
その連鎖で世界が出来ているということです。


どうしたらここに認識が至るのかなと
いつも思って工夫していますけど

カルマの認識を邪魔するものは
感情かもしれません。


本当はこれが原因でこうなっている
ということが明確に分かっているのに

そう思いたくない自分が出てくるとか
そう思うことに対する恐れとか
苛立ちとか
認めたくない何かがあるわけです。


実際にほとんどの人が
とても冷静に素直に
誰にも知られない状態で
自分のことを見つめていけば

自分自身で
『こうしているからこうなるんだよなぁ』
というのが分かるはずです。

そういう経験はみんなあるはずです。


『本当は私がこうしているから
こういう出来事が起きるんだよなぁ』と。

自分の世界なんだと認識ができてくるわけです。

これを訓練としてやっていくのがヨガです。

特に瞑想はそうです。


ひたすら自分と向き合うことで
たくさんの気づきがあります。

気づきそのものが目的ではないですけれど

静かに座っていると

認めざるを得ない自分の世界、
自分自身の世界というものが
明確になってきます。


誰かに指摘されて
『あなたはこうだからこうなのよ』
『もっとこうしなさい』と言われても

感情が邪魔をして
素直に認められません。

自分自身でなら
それが少しずつ出来るようになる。

瞑想が一番そこに
特化しているツールですけれど

通常クラスでやっている全てのことは
そこに繋がっていきます。


認めたくない自分を
認めていくということです。

これなくして
嫌いな自分を好きになることはできません。

嫌いな世界を好きになることはできません。


好きにならなければならない
わけではありませんが

本当の自分自身をずっと見つめていけば

好きという言葉とは
違うかもしれないですけれど

もっとポジティブに自分を開いていく
進めていく力というものが出てきます。


その力は普段抑えられがちで
弱く見えますけれど

実際にはそちらの方がはるかに強いので

一度動きだせば凄く強いので

いかにその力を
開放してあげるかということです。

本当の意味で
愛だとか癒しだとか
そのままの自分でいる
というところに繋がっていきます。

決して容易な道ではありません。

けれどもそこに至れば

あとは苦しみがない世界が続きます。


毎回のクラスを丁寧に丁寧に
大切に大切に取り組んでみてください』



サットヴァスタジオへ是非お越しください!

【新規・体験募集中!】
◎ご連絡/お問合せ


【サットヴァスタジオ公式LINE始めました!】
どなたでも登録できます
友だち追加