早く寝なきゃね | 私の見えない世界

私の見えない世界

ある日突然、『私ね、空に光の玉が見えるの』と娘からカミングアウトされ、それから必死にいろいろ調べ始めた私。
私の、もしかしたらあなたも見えない世界、娘の目を通した世界のことを書いていきます。

昨日は母の日で、主人と娘が夕飯を作ってくれました。

そのための買い物に出かけていった2人を見送った後、掃除機をかけながらふと、
(あ、お母さんにお花買うの忘れた。。)
と思い出しました。

お祈りスペースに活ける花です。

とはいえ、自粛自粛と言われているこの時期に、お花だけ買いに行くのもなぁ。。と思い、躊躇しているうちに、2人が帰ってきてしまい。

すると、帰ってきた娘の手には、スーパーで買ってきたと思われる、お花が2袋。
「お母さんの分と、ばあばの分」
そう言って、私に手渡してくれました。

主人と娘の気遣いに感謝しながら、後ほど母にお線香をあげました。

お線香をあげるときによく、母(の霊)と会話するという娘に、

「ばあば、今日は答えてくれた?」

と聞くと、

「ううん、今日はなんにも言わなかったよ」

と娘。

「でも、最近、夜よく会うし」

と続いた娘の言葉に驚き、思わず聞き返す私。

「いつ?!びっくり

すると、

「最近、私、よく夜の10時位に目を覚ましちゃうの。そうするとね、クローゼットの前にばあばがいて、

『早く寝なきゃね』

って言うの。

それ聞いて、(そうだ、寝なきゃ〜)って思いながらそのまま寝るんだよ笑」

と娘。


『早く寝なきゃね』

心の中でその言葉を反芻しながら、
その言い方、母、よくしてたなぁ、と
思い出して、ちょっとうるっとしてしまった私でした。