あれは25~6歳の頃
分身魔球を見ました。
絶対に打てないって観念しましたよ。
だって、ボールが5~6個見えるんですよ!
バットは1本しかないのに
どうやって打てばいいんです?
その日は試合だって分かっていたんですが
どうしても行く気になれず
家で寝ていたんです。
すると、迎えに来た!ってチームメイトがやって来ました。
人数が足りないの?って聞いたら
いや、足りてるよって。
じゃあ、いいやんって言って横になろうとしたら
ダメダメ!監督が迎えに行けって言ったんだから。
仕方なしに着替えてチームメイトの車で球場へ
着くと試合が始まってました。
自分はキャッチャーですが、この日は
中学時代の同級生のS藤がマスクをかぶってました。
ちゃんとリード出来てるか?
そう声をかけると
お前が来ないから仕方ないやろ。
やれるだけ頑張るよ。
試合は途中から一方的に相手のペースに・・・
こちらの攻撃は3人で終わり
相手の攻撃は打者1巡
たまりかねた監督が
キャッチャー交替!さっとん!行け!
アチャー!無茶言うな~~!
その回から変わりました。
何とか最小失点で相手の攻撃を終わらせ
味方の攻撃に期待しました。
そして、この日初めての打席で
生まれて初めて見ました。
ボールが5~6個に見えるんです。
それもそのはず・・・・
この日は熱が40度もあったんです。
普段、熱が出ると全く動けないのに
この日はなんとか動けました。
しかし、もう限界だったんでしょう。
ボールが5~6個見えた時点で
監督に交替をお願いしました。
試合に出る方も出る方だけど
試合に出す監督も監督だね。
帰りは自力では帰れませんでした。