草津から峠を下り
降りたところから
雨の144号線を
また駆け上がる
下っては登り
登っては下りの繰り返し
そのたびに
また新たな紅葉が
迎えてくれる
初めて越えた
鳥居峠
実は
鳥居峠という名は
初めてではない
木曽と
信州の境目
国道19号線の
古い鳥居峠
2度越えた記憶がある
それにしても
鳥居峠と言うのは
どうしてこんなに険しいのだろう
頂上は1、362メートル
「ずら」と「だんべ」の国境
とあるのがおもしろかった
上田に下りる
ここは真田の里
歴史のある町
が
この雨
観光にならない
台風が近づいて
天候の回復が望めないので
山岳観光はやめて
街中を行くことにする
上田には中山道が通っている
この雨の中
中山道和田峠に向かうハイカー
ちょっとくらいの坂道や
カーブの連続を躊躇していた自分が恥ずかしい
中山道を伝うことにした
国道142号線
和田峠 を越える
和田峠を選んだのには
2つ理由がある
まず第1は
新和田トンネルがあるが
そこは金がかかる
どちらも国道142号に違いはないが
600円をケチった
それと
旧道は
中山道沿いで史跡があるらしい
と理由をつけて
タダの方を行く
分かれ道のところに
時間と燃料、排気ガスの減少
有料道路を
みたいなことが書いてあったが
嘘だろう
越えるだけなら
ガソリン代はこっちの方が安い
そこまで言うならタダにしてくれ
てなこと思いながら旧道を行く
それが良かった
峠の茶見たいのがあり
止まってみると
史跡らしい
ここで若い巡査が殉職したという忠魂碑
後を継ぐ人たち
どうか
身体には
十分気を付けながら
それでいて
住民の安全を守る
礎となっていただきたい
おっさんが
水を汲んでいる
声をかけようとしたが
行ってしまった
後には
大阪ナンバーのトラック
期待はしなかったが
聞いてみた
彼は
毎週のように
この峠を越している
日曜日なんかは
行列のできるほどの名水で
この山の
黒曜石の鉱脈の中を
通って来た水なので
全く腐らない
聞くところによると
ペットボトルで
販売しているらしい
おー
名水やないかい
それなら
汲まずばなるまい
こんな宝物が
本当に
もったいないことです
温泉と一緒
かけ流し
日本と言うところはありがたい
こんな名水が全くのタダ
こっちでよかった
そう思った
峠を降りたらまた峠
標高1,000メートルくらいか
塩尻峠
若いころ
鳥居峠をやっと越え
何で
今峠を降りたところなのに
また峠かとうんざりした記憶がある
下りたところに
道の駅があった
広くて静かで
トラックの音に悩まされる心配もない
一度立ち寄ったが
再度出発
奈良井の宿 に行くことにする
奈良井の道の駅は
規模が小さく
トラック街道の19号線のこと
深夜にはトラックで一杯になるだろう
でも
観光案内パンフレットによると
旧街道に
駐車場らしきものがあり
そこならトラックはこない
と読んで
奈良井に向かう
奈良井駅前に
ここから先は
重要建造物保存地域で
居住者以外は進入お断りとある
みると
駅前が駐車場になっていて
トイレもある
ここに駐車して
街を歩く
今日は
ゆっくりとここで過ごすことにした



















