トランプがなぜヒラリーと接戦になるほど指示を集めているのか?先日の朝日新聞でノーベル経済学賞を受賞したクルーグマンの記事を見て、やっと納得した。
今回の私の見解は全て大学の恩師の倉田稔先生の「国際金融資本主義」理論にもとずく。

アメリカ大統領選挙は通常、ロックフェラー財閥が両候補に1000億ずつ渡しどっちが当選しても操れるようにするという。
ところがここ数年、ロックフェラー創業家は地球温暖化対策のため代替エネルギー開発賛成に回り、エクソンモービルは元CEOのリーレイモンドを中心に温暖化対策糞食らえだった。
エクソンモービルは社長が代わり、温暖化対策推進に舵を切ったはずだが隠然とレイモンド一派は力を持っているのだろう。
クリーグランドは『最大の争点は温暖化問題だか、なぜか討論会の司会はこれを無視している』という。
ヒラリーは対策派、トランプは「温暖化なんてでっち上げだ!」と言っている。
トランプが勝ったらクルーグマンは、地球は後戻り不可能な崩壊へ向かうと言っている。
★ここが全てである。
トランプを押す一派は、当選後「温暖化なんてでっち上げだ!」と言い放ちジャブジャブ石油を使って良い社会にして欲しいのだ。
同じ財閥のGMにもSUVなどバンバン売って欲しいのだろう。
つまり、この平気で大嘘を言い放つ人間が、「大富豪の露払い」と倉田先生が言うアメリカ大統領になってほしいのだ。
そのためには財閥の使用人と言われて来たこの男こそ最適なのだ。
もちろんTVなどオーナーは財閥だ!
クルーグマンの言う、「新聞など読まずTVに判断を頼る知的情報弱者をターゲットにして指示を集めている」訳だ。
これはマスコミの思惑で大衆がどうにでも動く日本も事情はまったく同じ。
つまり、支持者は単にコントロールされているだけである。