絶芸とは、中国テンセント社が開発している現時点での世界最強囲碁AIです。
(alpha碁は「引退」しているので、比較されてません)

中国のナショナルチームの「コーチ」でもあり、野狐囲碁で、世界中のプロが2子で対局しても、ほぼ勝利するくらいの棋力です。

世界トップクラスの柯潔九段(中国)が、柯潔九段と双璧の世界トップクラス朴廷桓九段(韓国)との対局に負けたとき、すぐにスマホを持ち出して、絶芸で検討を行ったことが話題になりました。

陳耀燁九段(中国)も、世界大会で優勝したときに、1年8ヶ月(20ヶ月)で絶芸と2000局(2000敗)していたことが明らかになりました。

開発しているテンセント社は、日本ではあまり名が知られていませんが、13億人以上の人口がいる中国国内での「Google」とも言える企業です。
世界最大のネット囲碁対局である野狐囲碁を運営しているのも、このテンセント社です。

絶芸はMaster型と言われている、多くの棋譜を教師データにして、自己対局で更に強化学習していってるタイプの囲碁AIです。

 

LeelaZeroと同様、中国ルールで、コミ7目半なので、開始時点で白の評価値が約55%になっています。