約4年ぶりに現場で働いた。
といっても病院ではなく介護施設。
有料老人ホームと特養(初めて!)とデイサービス。
デイサービスはもともと興味がなくて行ったのは7年ぶりぐらい。
この数年でいろいろ変わったことを実感した。
まず介護施設も電子カルテ化していて、記録はすべてPC入力だった。
コピー・ペーストができるのは本当に楽で、記録にかかる時間はずいぶん短縮されているのではないかと思う。
LGBTQの影響なのか、年齢に関係なく化粧をした男性スタッフもいた。
街中でもこういう人はよく見かけるようになったし、私は化粧が濃いせいか「そのアイシャドウどこの?」などとよく声をかけられる。
私は女だけど喉ぼとけがあり、胸も小さいせいかもしれない。
他には「2020年にパワハラ防止法が制定されたことにより、社内外の相談窓口を設けてあります。ハラスメント撲滅に取り組んでいます。」というような内容の張り紙があった。
それが抑止力になっているのか、高齢者への虐待や暴言は見ていない。
アジア系外国人の介護士も数名いた。
彼らはとても優しく丁寧な印象で、人によると思うが以前問題になっていたクルド人や中国人とは気質や遺伝子が違うのかもしれない。
単発の派遣でバイトに行くと、だいたいが一日の流れマニュアルのプリントを渡されて「はい、お願いします」というかんじで任される。
入居者・利用者の顔と名前もわからないまま業務が始まる。
だいたい入居施設は病棟のような流れで、病院の点滴→施設では主に軟膏処置、検査やリハビリ→食事やおやつ・レクの時間に食堂へ移動するみたいに置き換えると、だいたい似たり寄ったりというかんじ。
受け持ちの人数が多すぎで、あっという間に午前中が終わる。
午後も残りの処置と記録に追われる。
頭の回転や集中力という観点で考えると、急性期病棟と同じ。
のんびりしている時間なんて、自分の休憩時間以外ない。
慣れてしまえばもっと余裕をもって、のんびり働けるのかもしれない。
1年間全く働かず、その前3年コロナの仕事をしていた私にとって
久々の体を動かして頭フル回転の仕事は、脳が気持ちよかった。
私は毎朝舌の掃除(アーユルヴェーダの)をするのだけど。
だいたい白い舌苔なのに、働いた翌日は決まって赤っぽい舌苔になった。
本には赤い舌苔と書いてあるが、一度も見たことがなかった。
普段の私にはないピッタ(火)の要素が自分にもあったことに驚いた。
火は自分でつくれるのだ!
これを実感できたのは、私にとって大きな収穫だ。
私の場合は頭だけ使うコールセンターではなく、身体も動かす現場の仕事のほうが自分のバランスが整うのかもしれない。
情熱もなく、パワーがわいてこない日々が減っていった。
社会復帰として自分でシフトを決めたかったので、
週1→週2→週3→週4 と少しずつ負荷をかけた。
休みも、5日連続休み→4日休み→3日休み→2日休み→1日休みにした。
2連勤にしたり、単発勤務にしたり。
午後から始業で4時間勤務とか、逆に8時~17時、9時半~とか。
家の近くとか、電車に乗ってけっこう遠くまで行ったりいろいろ試した。
私は以前夫がうつで休職したときに調べてちょっと知識があるので、自分の社会復帰を自分で調整できたけど、不安な人はサポートがあると社会復帰がスムーズにいくのかもしれない。
不安だとしても、とりあえず「えいっ!」と勇気を出して一歩踏み込めば、入った後にやりたいことがわいてきたり、好き嫌いがわかったりするのかもしれない。
やっぱり自分の意思で動いてみることは、エネルギーを動かすことにもなるし。
労働はグランディングだな、と実感した。
瞑想やアーシングもやっているけど、働く方が手っ取り早いというのが私の印象。
これからも楽しく働こう。
闇堕ちした介護士の話を今度はしようかな。
これにも血糖や自己愛、邪気、ネガティブエネルギーが関係していそう。
こういう人達は特徴や行動がだいたい同じだからわかりやすい。
ということは、弱点も同じということ!