タイトルに惹かれて、読んでみた。

学者さんが書いている本ではないので、読みやすく
内容ももしろかったので、
読んでみて、興味深かった内容を箇条書きですが、、ご紹介。

■就学前の子供は1時間に25回、「How」「What」の質問をする

■多く質問する子は、親から多く質問されている

■好奇心には2種類ある。「拡散的好奇心」と「知的好奇心」
 気まぐれな好奇心「拡散的好奇心」ではなく、「知的好奇心」をもつことが大事

■「知的好奇心」を持つには、思考をめぐらせるための、
 基本的な情報(知識)を持っていないといけない

■幅広い分野への先行投資、セレンビリティ
早い時期により多くの知識を身に着ければ、学習がはかどり、学習が楽しくなる

■好奇心は「状態」であって「個性」ではない。
 好奇心は環境に左右されるので、どういう環境に置かれているかが大事。
 その時々によって、変わるもの

■”Stay Hungry,Stay Foolish” By スチュアート・ブランド

レオナルド・ダヴィンチのTo doリストの話が出てくるのですが、
それが非常に多岐にわたる内容で、かつ「~に聞いている」と人に教えを乞う
というものが多かったのが印象的でした。
興味の幅が広く、かつその「好奇心」を満たすための
基礎知識を人から得ようとしている、
そしてさらに自身で学びを深める
という流れですね。

幼少期に子どもにできること、としては
★「質問」をして一緒に思考の癖をつけること、
★幅広い分野の基礎知識を持たせてあげる先行投資をすることで、
 より「知的好奇心」の幅を広げ、「好奇心」をもつきっかけを多く用意してあげる、
ことなのかな、と感じました。
子どもは40000回質問する あなたの人生を創る「好奇心」の驚くべき力/光文社
¥1,944
Amazon.co.jp