映画、ブルージャイアント
見てきました!
マジで良かった!
もっと早く見たかったけど、良い時間帯のがなくて。
そうこうしているうちにそろそろいつ終わってもおかしくない時期になってきたから、
ちょっと遅い時間だったけど、
無理矢理強行突破で行ってきました。
(夕方5:30スタート8:00終わりの回)
シナリオ、ある程度の時間の流れのある話を
ストーリーを破綻させずにうまく時間内に収めてたし、
間のインタビュー的なパートもちゃんとあって、ブルージャイアントっぽさというか、作品の好きな部分だから、すごく嬉しかったし。
そして、
楽器の音!
ダイが最初に河原で音を出した時、
「あ!ダイの音だ!」って思えたから、
個人的には最初の一音目で、もう8割方勝ち確定でした。
ダイの音がダイの音に聞こえなかったら終わりだもんね。
音楽の映像的な表現もすごくカラフルでエモーショナル。
ジャズの曲をライブで聴いた時の生々しさとキラキラ感。
それが映像にしっかり転換されてて
耳と目の両方が気持ちいい!って感じでした。
ライブシーン、見てる自分がすごく緊張して体に力が入ってることがわかりました。
本当のライブに行った時みたいだった。
最後の方の曲とか、心が揺さぶられまくって、ずっと泣いてた。
音楽の力の濁流に飲まれるみたいに抗えず、涙が止まらなかったです。
今作、全ての音楽を上原ひろみが担当していて、
ピアノの演奏は実際に上原ひろみが演奏してるんだけど、
めっちゃ上原ひろみだったw
昔、上原ひろみのライブに行った時の
血湧き肉躍る、ライブの高揚感を思い出しました。
劇中でライブ会場にいるお客さんと地続きな気持ちになれました。
一緒に連れて行った子供たちもめちゃめちゃ楽しんでて、
特に下の子はドラムを習い始めたところだからか、
身を乗り出して食い入るように見てました。
やっぱりいい音楽はジャンル関係なく
年齢も関係なく、楽しめるんだな、
って思いました。
次男的にもすごく集中して見てた感じがあったみたいで、体感あっという間だったようです。
音楽センスがあまりない長男も見終わった後めちゃ興奮してて、かなり楽しめたようでした。
無理矢理ぎみだったけど、
行って良かった!
余談ですが、
エイプリルフールの昨日、
エレ◯の上◯さんがうたプリに関してTwitterで大暴走、大自爆をかましたじゃないですかね。
あれ、すごいショックで。
個人的には、新商品に関しても、商品名に関しても、そんなに抵抗感はなかったけど、
(むしろ、なぜ男女ともに所属しているはずのシャイニン◯事務所から女性アイドルグループはデビューしてないのだろう?
女性版作って男性向け恋愛シミュレーションゲームやればいいのに。
って、割と以前から本気で思ってた派です)
夜中にお気持ち表明しちゃった上◯さんのワンマン、暴走っぷりが
めちゃめちゃ怖くて仕方なかった。
え?社会人なのに、会社が休みの土曜の真夜中に、
批判してくるファンがいて心折れた。そんなファンがいるから、うたプリの作曲だけもうしないね!
とか言っちゃうんだ。
何十億と稼ぐコンテンツの責任者が、社会人としての建前とか、全社で納得した形での公式発表とか、
じゃなく、自分の脳直の言葉を、関係各所への影響も、背負う責任もなんも考えずに、全世界に向けてゲ◯垂れ流しちゃうんだ!
っていう。
マジでこんなの、人としてヤバない?
この人、壊れた???
っていう、ヤバいもんを見てしまったショックが大きくて。
この人のこの発言で、どれくらいの人がこんな夜中にてんやわんやの対応に追われることになるんだろうか?
この発言によって心を痛めるファンの気持ちや、
人生を捧げてきたファン(プリンセスという言葉が使えないのでファンと書くしかない)の気持ちはいかばかりか、
とか色んなこと考えちゃって、
モヤモヤしすぎてほとんど眠れなかったのです。
でも、
やはり良い音楽は心を癒しますね。
ブルージャイアントを見て、聴いて、
涙を流して、
すっかり浄化されました。
プロの音楽家なら、
あらゆる感情も経験も全て音楽に還元すべきだな、と。
特にプレイヤーの方はその辺ストイックなんだろうな、と。
なんか腑に落ちたというか。
上◯さんは作曲家であってプレイヤーではない。
けれども音楽家であるのは同じだから、
やはり全ては音楽へと注がれるべきなんではないか?
と思うわけです。
メンタル病んで自ら現世からの卒業を選ぶアーティストさんたちもいらっしゃるじゃないですか。
彼らは天才ゆえに繊細だったのか、残念ながら才能はあっても商業として音楽をやる図太さがなかったのかなと思うわけです。
才能があるだけはダメで、さらに極太のメンタルを備え持っていないと商業で音楽なんてやれない。
二つを同時に持った稀有な人間だけが、人前に出て、ライトを浴び続けることができる、超売れっ子になることが、できるわけですよね。
だからこそ、誰もが知るようなアーティストさんたちは、
素晴らしい才能で世に出て、かつ、出続けられる、ほんの一握りの選ばれし者なんですよね。
尊敬しかないし、
自分なんかじゃ内臓全部ひっくり返しても到底分かり得ない世界で生きてる人たちなんだな、と。
あと、そんな選ばれし者たちに、さらに商業センスや危機管理、コンプライアンス、なんていうものまで完璧に求めるのは
無理ゲーもいいところなので、
やはりそういう左脳的なことは、事務方に任せるべきだな、とも思いました。
SNSの利用はメリットもあるけど、デメリットがでかすぎると思った。
いつまでも大人になりきらず、子供の感覚でいれる人って、作品を産み出す上では素晴らしい才能なんだけど
大人の建前使えない人が直脳で気持ちを垂れ流しちゃったら、トラブルがあった時に命取りになる。
今回のブルージャイアントの主人公ダイは
その高みを目指し、上り詰めていく人間。
まだ原作は続いているので、
音楽の才能と、
極太のメンタルでもって、伝説のジャズプレイヤーになってほしい。
願わくばその様子をまた映画化してほしい。
そして、
経営センスや、マネジメントスキル、社会人としての商業活動のスキルは、
伸ばす必要はないので、その代わり信頼できる他の得意な人を見つけて、その人に任せてほしい、
と切に願いましたw
まぁ、架空のストーリーに、なにリアル持ち込んでんだ、って話ですけどね。