スターリッシュの7人のソロアルバムを全部借りてきて、

一通り聞いたんですが、

谷山紀章さん、ぶっちぎりで歌が上手いですねびっくり

那月のアルバムばっかりヘビロテです。

すごいイイ。

 

最初、なっちゃんのイメージと、紀章さんの歌、

乖離があるなぁと思って聞いていましたが、

アルバム通しで聞いて、

後の曲ほどキャラと歌がハマってくる感じですね。


 

黒子のバスケのOP曲聞いて、

グランロデオのCDが欲しくなってきました・・・。

バンドサウンドで元気に歌う紀章さんの歌がもっと聞きたい。

すごい元気もらえる感じする~。

 

 

ほんで、紀章さんとは関係ないけど、

つらつらと思うのは、

「声優なのに歌がうまい」

とか

「声優の中では歌うまい」

とか

「声優の割に歌が上手い」

いう表現ってたまに見かけるけど、

これってどうなのかな?

って。

 

歌手活動をされる声優さん、たくさんいらっしゃいますが、

やっぱり

「声優」というくくりの中から出ない印象。

 

地上波のミュージックステーション的な番組に、

例えば髭ダンとか第一線で売れてるミュージシャンと並んで歌って

勝てるクオリティの歌の声優さんってどれくらいいるんだろう?

みたいな。

 

批判を恐れずに言うと、

声優さんたち、猫も杓子も歌手デビューみたいな感もある気がします。

 

確かに、声優さんが歌手デビューすれば、それまでの固定ファンが買うから、

一定の収益は見通しが立てやすいでしょうし、

声優さんご自身にとっても、

キャラの寿命に左右されず自分自身を商材とする売り方ができるから

歌手活動はローリスク・ハイリターンな気もします。

 

だから、

「声優さん"としては"歌がうまい」人が

たくさん個人名義で歌手デビューされてるのはわかるんですが。

 

そういう思惑みたいなものが透けて見えて

夢がないな、とも思うのです。

 

アーティスト側はグッズも売れるし、

ファンは生身の声が聴けるしでwin-winなんだけど・・・。

どうもお金のにおいを感じてしまって、釈然としない。

 

「声優なのに」とか頭に代名詞がつかなくても、

ちゃんとミュージシャンとして聞けるクオリティの方って

ほんの一握りな気がします。

 

 

・・・逆にしっかりミュージシャンとして聞けるクオリティの声優さんに対して

これじゃぁ歌手じゃん、声優じゃないじゃん、

声優としてちゃんと働け、

みたいなdisりも見たことあるけどさ~。

声優としてはオーディションに受からなければ活躍できないわけでさ。

本業の露出が少ないことをディスられても

本人にはどうしようもないことだしなぁ。

 

それとも、そこをディスられるってことは、

声優さんは歌下手な方がいいってことなの???

って不思議。

 

それとも、彼はファンが少なくて、

声優としての活躍が少ないことをさげすまれてるのだろうか・・・。

そうだったら、かわいそうだなガーン

 

キャラソンなら、キャラをどんだけ体現できているか、

っていうところに良しあしの基準があってもいいけど、

個人名義で発表するなら、下手より上手い方が良くない?

 

自分の推しが微妙な歌を歌ってて、

微妙だけど好きだからそれに熱狂する

っていう図がどうもなぁ。

 

なんか、本質に目をつぶってる感じがしてなぁ。

 

いや、誰がとは言わないけど、

言わないけどさ・・・。

 

やっぱ、聞くなら心に響く上手い歌が聴きたいものです。