2017.3.4赤坂BLITZ
実はアルバム未完のみかんの色に合わせて来てくれたみんなには会えたから完成した熟れたみかんのオレンジ色、会えなかった遠くのみんなには次こそ絶対会いにいってやるぞって気持ちを込めてまだ熟れてないみかんの緑色にしました^ ^
最終報復と名付けた今回ツアーの集大成でありレイドとして最大キャパでのリベンジワンマンが2階席まで全てソールドアウトという最高の結果で終える事ができました
赤坂BLITZに立つのは僕個人として3度目でした。
一番最初はまだレイド始動して間もない時、お世話になっている先輩のバンドさんの1日復活ライブにサポートボーカルとして立たせて頂きました。
当時見た赤坂BLITZはあまりに広大すぎて震えが止まらなかった。
もちろんライブとしても極度の緊張とプレッシャーから満足に歌う事も動く事もできず、悔しさしか残らないライブになってしまいました。
その時に誓ったのがいつかこの大きさ赤坂BLITZのステージに自分のバンドで帰ってきてリベンジしてやる、そんな決意でした。
そしてそれが初めて実現できたのが2015.10.25
4年の歳月が流れていました。
この日はもちろんソールドアウトなんて程遠かったけど当時の僕達の中では何にも代えられない最高の思い出となりました、今だってあの日の事を鮮明に覚えています。
しかしこの日がレイドとして迎える初めての1000を超すキャパでのライブだったわけでこの規模になるといつもやってる2、300程度のライブハウスとはもちろん全てが違いました。
内音の作り方も上手くいかない、正確に音も聴き取れない、ステージも大きすぎて使い方もわからない
全てが経験不足でした。
また、自分個人としての思い入れが強すぎて感極まりすぎてしまいボロボロに泣いてライブどころじゃない場面もありました。
やはりまだ悔しさはぬぐいきれませんでした。
そして三度目の正直、2017.3.4
レイドが今まで分岐点となるワンマンをしてきたライブハウスで背伸びせずもう一度きちんとソールドアウトを純に出来るようにしていこう、そんな目標を掲げてO-WEST、新宿BLAZEとソールドアウトを達成できてから遂に挑んだ最後のリベンジ
結果はギリギリ4日前でなんとか2階席まで全てソールドアウト、本当に夢のようでした。
でもまだ当日になってみないと本当の成功かはわからなくて確かにチケットは全て捌けたけど後はお客さんが来てくれないと意味がないし自分達がそれに見合ったライブをしないと本当の意味での仕返しはできない。
そう思い何度かリハーサルを重ね、当日を迎えました。
そして本番の時間になり、一曲目が始まって大きな白幕が落とされた瞬間、目の前に広がっていたのは今までに見た事ない凄まじい光景でした。
これは本当に僕らのライブなのか?
夢を見てるかのようでした。
MCでも話したけど赤坂BLITZほどの規模になると自主で活動している僕らでは箱を押さえさせて頂く事は出来ません。
ましてや他のアーティスト様も一番確保したがる大切な週末です。
それをお世話になっている大人の方を通して僕達レイドに貸して頂けたわけです。
みんなが入場時に何気なく払っているドリンク代だってライブハウス様からすれば貴重な運営費です。
それを見越して1番集客が見込める大切な週末をレイドに貸して下さっているわけで当日全然お客さんがいないじゃもう二度と貸してもらえなくなってしまう。
これからの活動にも歯止めがかかってしまうかもしれない。
そんな事を考えるとすごくプレッシャーもありました。
実際どれくらいの人がちゃんと来てくれるんだろう?
ソールドアウトしてからも不安が拭えませんでした。
でもそこに広がっていた光景はまさに絶景でした。
決して自分達の努力だけでは叶えられませんでした、全国のレイダーズ誰か一人欠けていたとしても無理だったと思っています。
来れなくともただジッとしているだけじゃなく、一人一人がレイドの為に支え、協力し、レイダーズを増やす為に色々な所で拡散してくれていたからこそ叶えられた景色でした。
みんなで作り上げたこの景色、見てやってください
これがレイダーズの力です、1人だと小さな力かもしれませんが幾度にも合わさって大きな大きな力になるのです。
街を爆音で走る大きな宣伝トラック、繁華街で一際目を引く巨大なTVで流れる宣伝映像、有名アーティストが表紙を飾る雑誌
そんなものに負ける気がしません。
もちろんそんなデカデカとした事もしてみたいけど縁の無い話すぎて羨ましいし憧れだよ、だけどレイダーズのパワーはそれ以上に強大で最強だと信じています。
どんなデッカイ宣伝トラックやテレビや雑誌にも負けない!それほどにレイダーズの力は凄いって確信しています!
無名から始まった僕らを、正確には僕の経歴やモデル業との二足のわらじのイメージのせいでマイナスから始まった僕らがここまで来れるなんて誰が予想しただろうか?
何度もバカにされたし何度も笑われたし時には悲しい言葉をぶつけられた事もあった。
お客さんだけじゃなく立派な大人にだって信じられないような心無い嫌がらせを受けた事だってあった。
だけど意地でも折れなかったし自分達を信じて泥をすすってまで本気でバンドと向き合ってここまできました。
僕は幸せにも初めてのバンドがレイドです。
他のメンバーは過去に何度か解散を経験しています。
僕には経験がないけどそれでももしレイドが無くなったらどうなるか?そんな事を考えるだけで怖くて不安でたまらなくなります。
形あるもの必ずいつか終わるわけで人間にも必ず死が訪れます。
それには逆らえないならせめて僕は死ぬまでレイドの星七でいたいです。
誰1人欠けてもやめる、テンシ加入のミーティングをした時そう決めました。
この5人とみんなが揃ってレイドです。
だから誰1人にももう悲しい経験はさせたくない、だから僕はこのまま一生the Raid.星七で幸せボケして最後は笑いながら死にたいと思います。
もちろんこれは僕の人生の目標で実現できるかとは別の話なわけで本当に叶えれるかはまだまだこれからが勝負です!
赤坂BLITZは通過点でしかなくてこれから先もっともっと険しい道のりが待っているでしょう、下降していく時だってあるでしょう。
だけどまだ夢を見させてください。
こないだ星子さんに、数ある生き物で寝る方じゃない夢を唯一見れるのが人間だ
そんな事を教えて頂きました。
僕はこんなに多くの生物がいる中でもし生まれ変わりというものがあるとしてももう人間に当たるのは最初で最後だと思っています。
そして始まりは死への始まり、限りもあって未来なんてわからないから人間は夢を見てキラキラ輝けるんだと思っています。
僕は年甲斐なくまだまだ夢の途中で一生夢追い人で生きていきたいです♪
でも人は1人じゃ生きていけないので時に支え時に支えられながら背伸びせず身の丈にあった自分達の歩幅で歩いていきたいと思います♪
なんだか長くなっちゃったけど最後に写真達を載せる☆
ライブ中のせなさん(・∠・)
これ見てやっと実感が湧いたソールドアウトの張り紙
ステージもファイナルらしく白幕落としたりレーザーやCO2等や銀テープで演出にもこだわったよ♪
ファイナルは僕達が主催者になれなかったから少しだけチケット代も高かったしその分くらいはケチケチせずみんなの記憶に生きてもらえるような事したかったんだ^ ^
お花もありがとう☆
僕達からもみんなに向けてお花だしたよ^ ^
来てくれたみんなはもちろん最高にありがとう!
だけど来れなかった子達の想いも痛いほど伝わってたからせめてもの僕達なりの気持ちさ☆
みんなの想いも全部背負って歌ったよ♪
実はアルバム未完のみかんの色に合わせて来てくれたみんなには会えたから完成した熟れたみかんのオレンジ色、会えなかった遠くのみんなには次こそ絶対会いにいってやるぞって気持ちを込めてまだ熟れてないみかんの緑色にしました^ ^
でも次こそ絶対会おうね☆
次はいよいよ47都道府県ワンマンツアーを開催できるんだよ!
しかもなんと47公演じゃなくてそれを超える6周年66箇所でなんとチケット666円!
沖縄ではファン旅行も初開催だよ!
やっとみんなに47都道府県を発表できる日がきました^ ^
本当にありがとう!
とりあえず長くなっちゃったからそれは次のブログで書くとするよ♪
最後まで読んでくれてありがとう☆
2017年3月4日
思い出はプライスレス!一生モノや!
愛してます!
the Raid. 星七(・∠・)