内面的な話
自分の内側の話。


演じる。「陽気で元気なポジティブ」
自分とは正反対な存在に日々大苦戦

近付こうとすればするほど離れていく気がする
もちろん稽古は楽しい
稽古場に行くとそれまでの事が嘘だったかの様に楽しみ忘れる事ができる
その瞬間は「陽気で元気なポジティブ」な私になるから

1人我に帰ると
ポジティブな役柄に「私」にあった僅かなポジティブが吸い取られていく感覚がある
ポジティブが薄れていく中残るのはネガティブか?
そこに残ってるのは「無」

私は18歳であり
まだ18年しか生きていない
未熟。

まだまだ自分のエンジンのかけ方
ブレーキの仕方が分からない

エンジンは思うようにかからない
自分では頑張っているつもりでもそれは他人から見たらまだまだだったり
全力でエンジンをかけることすら難しい

経験値は低く勉強不足

ブレーキのかけ方になるともっと分からない
エンジンが無意識にかかると止まらない
止め方が分からないから
いつもブレーキをかけるのは私の脳ではなく
身体
ぶっ倒れないと全力でかかったエンジンのブレーキがかけられない

その度周りの人に迷惑をかける上、心配される。

「もっと頼っていいんだよ?」と言われる

それでも誰にも頼らないのは
私の頑固なプライドか。
それとも一度プライドを捨て頼った時裏切られた時からの恐怖か。

それなら身を削った方がいいと私自身が判断している


「大人っぽいね」「落ち着いてるね」
此方もよく言われる

なぜこうなったか
18になるもっと前から言われてきた
昔自ら子供でいる事を手放したからか
これは他人に頼れない事にも繋がるのかもしれない
人に甘える方法が分からない

人の顔色を伺っているわけでは無いが
昔から人間観察が癖になった
あ、この人私の事苦手なんだなとか
あ、この人きっとあんな面があるんだなとか

私は人に関心が薄い人間に育ちました

それは嫌いだからではない
平等に接しているからこそで

傷つかない様に私自身が逃げているからと言われても否定はできない

何かしないと何も起こらない。
その通りで
私はあえて何も起こらないでいいと思ってる
自らイベントは起こしてない
これは私の悪い部分

そう思うと私の「高校」との出会いは良い思い出になった
そして僅かだが子供の様に楽しむ事ができる瞬間がある


自分には自慢できる事が無い
好きなことはなんですか?
趣味は?
興味があることは?
いつも質問されて1番悩む項目
昔から解答がふわふわしてて定まらない
自分の武器が無いのか
それとも見つかってないのか



つまり全てにおいて
時間不足
勉強不足
経験値不足


私は自分が嫌いだ
何を言われても怖くないのは
中山咲月を1番嫌っているのは私だから
そして自分を理解しているのも私と考える

この固い頭を柔らかくしなければいけない
柔軟性を付けてなんでも受け止められる様にならないといけない

変わっていく事が怖くても進まなければいけない
逃げ続けることはできない

「自分に自信のある私」を演じた上で「陽気で元気なポジティブ」を演じなければいけない
この事からずっと逃げ続けていたから
そろそろ土台を完成させなければいけないと思っている
今まで土台作りを逃げ続けてきて
全て崩れていたから
今回はそんなことは許されない

根元から強化しないと
私の精神的な強化を