お風呂上りのお話。


私はお風呂に入る前、体重を量ることにしている。

その日もいつものように体重を量り、お風呂に入り、髪、体、顔を洗ってお風呂を出た。

髪をタオルで拭いている私にじゅん君が

「お風呂上りには体重量らないの?」

と聞いてきた。

「量らないよ。」

と答えると、

「なんで?汚れがおちて体重減ってるかもしれないじゃん。」

と、しつこく体重を量ることを勧めてくる。

私は知っている、シャワー程度では体重は減らないということを。

そんなことはもう何度も実証済みなので、

「1時間くらい入っていたならともかく、シャワー浴びたくらいじゃ減らないよ。」

とさらに拒否。

しかし、まだ納得いかない様子のじゅん君。

なので、自信たっぷり言ってあげた。

「むしろ、頭が髪を吸って重たくなるんだよ。」



「・・・・。」

 

  

「・・・・・・!?」

 
 
「・・・・・・・・頭が・・・髪を・・・・吸う・・・!?!?!?!?」



((((((ノ゚⊿゚)ノ キャー!!




こ・・・こわい。

ちょっとしたホラー?

「髪が水を吸って重たくなる。」

って言いたかったんだけどね。

水の『み』の字も出てこなかったね。

じゅん君の聞き間違えを笑ってる場合じゃないかも。

もちろんじゅん君にはめちゃめちゃ馬鹿にされたけど。


その後、じゅん君は自分で風呂上りに体重を量って言っていた。

「あ、ホントだ。体重かわってない。でも、体年齢2歳若返ってる(≧▽≦)」


お風呂(シャワー)では体重は減らないが、

年齢は若返ることを学習した幸せな夜のお話。


実家に帰る前のお話。

実家までは順調にいって、片道1時間半かかる。

道が混みあっている時は2時間近くかかる時も。

一日買い物で疲れていたため、すぐには帰りたくなくて、

あの歌をうたってゴロゴロしていた。


 かーえりたーくなーい♪

 かーえりたーくなーい♪

 かーえりたーくないけどー♪

 さよならマーチ♪


私と同年代の人にはわかってもらえると思う。

NHKのお母さんと一緒のエンディングソング(?)。


 さーらバイバイさーらバイ♪

 元気にさーらーばーい♪

 そろそろ門がしまちゃう~♪

 ほーらつかまえた♪


そこまで歌ってじゅん君が聞いてきた。


「そこのところさぁ~、オレずっと


 そろそろモグラ困っちゃう~♪

 ほーら捕まえた!!

  

 だと思ってたよ~。そう思ってなかった?」


モグラ!?モグラ

じゃあ、あそこにいる子供たちはモグラって設定!?

そして、お姉さんとお兄さんの門がモグラ捕り機!?

モグラも困っちゃうくらいなら門(モグラ捕り?)に近づかなきゃ良いのに。

スリルを味わっているのか?

まあ、ストーリ的に全く間違っているとも言えない気もするが、

そんなこと思ったこともなかったので、ちょっとびっくりしてしまった。


そんなくだらない会話のおかげで、実家までの道のり

ちょっとほのぼのとした気分で過ごす事ができた。


姉が体調を崩してしまったので、子守応援に呼ばれて、実家にかえった。

姉は子守と体調不良で体が痛いらしく、マッサージをお願いされた。

もともとマッサージするのは嫌いじゃない。

もう一人の姉や、父などにはよくやってあげる。


しばらく肩や背中をもんでいたら、ポツリと姉が言った、

「太陽の手だね。」

何のことかよくわからなかったので、姉にたずねたら

「あったかい手ってこと。」
とニコニコしながら教えてくれた。


どうやら、この「太陽の手」というのはなにかの漫画に出てくる話らしい。

「太陽みたいにぽかぽか温かい手」ってことだと思うのだけど、

なんだかすごく壮大さと、優しさをかんじる言葉だね。

この手で体もこころもぽかぽかになれたら最高だね。