特別支援学級とは、小・中学校に設置されている障害のある児童生徒を対象にした少人数の学級です。
自立活動や各教科等を合わせた指導など、障害による学習や生活の困難を克服するための特別の指導を、児童生徒のニーズに応じて行う特別の場になります。
特別支援学級にも学級担任が配属され、学校の中では通常の学級と同じ機能を持ちながら、特別の指導を行うことができるようになっています。
特別支援学級は通常の学級とは異なり、障害種別に学級が編制されます。
通常の学級は、例えば小学校では1年1組~6年3組といったように学年ごとに分かれ、各学級は同学年の児童生徒で構成されますが、障害種別に編制される特別支援学級では、学級に異学年の児童生徒が在籍することになります。
特別支援学級で推進されている「交流及び共同学習」は、特別支援学級に在籍する児童生徒が、通常の学級の児童生徒と一緒に必要な教科や行事などを行う形態で、それぞれの学年学級は「協力学級」「交流学級」などとよばれています。