北の空にかかった冬の虹。
風が強くて雲が流され、あっという間に消えてしまった。
その儚さにかえって見入ってしまう。
娘と映画を観てきた。
「ドリーム」
原題「HIDDEN FIGURES」
映画を観ると、原題の方がしっくりくる。
実話に基づく3人の黒人女性の物語。
「NASAの歴史的な偉業を支えた“知られざるヒロインたち”のサクセスストーリー…」
パンフレットにはそうあったが、簡単なサクセスではない。
1960年代のアメリカ。
トイレも白人用、非白人用と別れているのが普通の時代。
生活圏に当たり前のようにある人種差別、性差別。
その時代を生き抜く女性数学者たち。
意識されていないその差別に対して、闘いというよりも、一歩ずつ道を開いていくという感じ。
声高な主張ではなく、誰も傷つけず。
ウエットではなくドライな言葉のやりとり。
すべきことにフォーカスしたその行動力。
ケネディ大統領やキング牧師、NASAの宇宙開発のリアル映像も組み込まれていて見応えがあった。
最近観た中で、最高
観たあと感じた。
偏見、差別が自分にも潜んでいるんだろうな…気づいてないだけで。
偏見、差別が自分にも潜んでいるんだろうな…気づいてないだけで。
さらに、あーだこーだ言っているヒマがあったら、まずは行動
そして、ケビン・コスナー!
ステキだったわー
ボディーガードの頃より、ちょっとおなかが出てたけど。
Merci