子どもの頃、好きだったのが小泉八雲の「怪談」。
いろいろと不思議話を聞くのも好き。
不思議なことに出会っている人はホントにたくさんいるもので、ウソっぽい話は案外少ない。
いろいろ話を聞いているうちに、この世は、見えているものばかりではないのではないか・・・と、思うようになった。
はっきりとこうだ、とは言えないが。
そして、あまり不安がることもないのではないかなとも思う。
亡くなった人からのメッセージなら、嬉しいこととも思えるし。
思いだすのが、友人の娘さん。
その娘さんが小さかった頃のこと。
ある日、ニコニコしながら、しゃがんで地面の辺りを撫で撫でしていたと。
「何してるの?」
「○○(ワンちゃんの名)と遊んでるの」
そのワンちゃんはもう亡くなっていて・・・
彼女にはもちろん何も見えず・・・
でも娘さんは楽しそうに戯れていたそう。
「小さい時から、お盆の頃になると少しヘンになってね。
お侍さんがいるとか、誰かがいるとか言って・・・」
少し大きくなってからは、親戚筋の不幸がある時は、事前に教えてくれたんだとか。
「壁から棺桶が飛び出すのが見える」と。
でも、思春期を過ぎた頃には、自分で見えたりすることをコントロールできるようになったらしい。
そして、空海さんゆかりの地へ嫁いでいった。
何度か会ったことがあるが、とても素敵なお嬢さん。
きっと元気で過ごしていることだろう
4月の横浜の野原の写真。
小判草やクローバー、麦の穂など。
まだ半年も経ってないのにもう懐かしい。
こちらはまた別なところのねじ花と蜥蜴(トカゲ)。
蜥蜴の眼ってつぶらでかわいい。
(苦手な方、スミマセン)
あっという間に秋。
季節の変わり目、皆さまご自愛くださいませ。
Merci