数日前のNHKの認知症の特集。
これはおじいちゃんのためにも、自分自身のためにも見なくちゃ!と録画して、今日夫と一緒に見た。
認知症の症状悪化を防ぐには、まず水分だって!!
喉が渇いたのを認知できなくて、軽い脱水症状になっている人がとても多いそう。
そうすると、ぼんやりしだしたり、体のいろいろな機能低下が起こり、認知症悪化のサイクルに入るのだとか。
そういえば、母も認知症になった時、トイレが近くなるからと水分をとらなくなったっけ・・・
それから運動。
からだをなるべく動かすようにすること。
その後、食事、排泄と整えていくといい循環になるらしい。
そしてかの有名なユマニチュードという介護技術。
目と目を合わせ、話しかけながら手を触れて、立たせる。
人間性を取り戻す、というのが基本理念のよう。
そこまで変わるの
でも、相手があんなに変わったら、もう嬉しくて楽しくてしょうがないだろうな~
そして、さらに「嘘」が大事と。
認知症の方が話したことに合わせること。
昔の仕事に固執して、帰るとかウロウロと動き回っている人には、その職場だという設定で話に付き合う。
一番いい時代の記憶にとどまっているなら、それはそれで幸せなことかもしれない。
財布が盗まれたと騒いだら、一緒に探してあげる。
事前にどこかに潜ませておいて、あった!というのもいいらしい。
「嘘」という表現をしていたけれど、あれは、「演技」と言った方がいいな~
親を長く介護した先輩も言ってたっけ。
「娘になったり、嫁になったり。
幼馴染になったり、施設の職員さんになったり。
まぁ、いろいろやったよ~」
そっかー、一緒に演劇してると思えばいいのか~
我が家のおじいちゃんも、さっきのこともすぐ忘れるし、何度も同じことを言うが、まだそこまでではない。
でもそのうち演技力が試される時が来るかもね~
Merci